16H28.12.10 「マンガの聖地としま」に作品モニュメントの第2弾・誕生

トキワ荘のあった街、豊島区南長崎にマンガ作品のモニュメント2基が新たに誕生しお披露目のイベントがあり、木下幹事長。ふまみち議員が参列しました。

【豊島区HP転載】

12月10日(土曜日)、トキワ荘のあった街にマンガ作品のモニュメント2基が新たに誕生した。

本年4月、第1弾として「手塚治虫作品 ジャングル大帝・レオ&ライヤ」、「寺田ヒロオ作品 背番号0・ゼロくん」のモニュメントが設置されており、これに続く第2弾。

豊島区南長崎には、かつて、手塚治虫など日本を代表するマンガ家が住んでいたアパート・トキワ荘があった。アパートは昭和57年に取り壊されているが、地域では、トキワ荘でのマンガ家たちの活動を地域文化として継承するとともに、全国に発信し、地域活性化を図ろうと、さまざまな取り組みを行ってきた。

マンガ作品のモニュメント設置は、その取り組みの一つ。南長崎の街全体で豊島区ゆかりのマンガ家たちの作品に触れられるようにと、地域で組織する「としま南長崎トキワ荘協働プロジェクト協議会」が主体となり、区と協働で設置に向けて取り組んでいる。

本日は、その第2弾として、第1会場となった特別養護老人ホーム・風かおる里では、10時より森安なおや作品「いねっ子わらっ子・マコちゃん」のモニュメントの除幕式が行われ、引き続き、第2会場の南長崎公園に移動して、鈴木伸一作品「ラーメン屋台」のモニュメントの除幕式を行なった。

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森安作品は、マンガ「いねっ子わらっ子」のマコちゃんとマンガ4ページをレリーフ調の看板に仕上げたもの。また、現在、杉並アニメーションミュージアムの館長も務めている鈴木作品については、今回、本人が新たに作品を描き下ろした。昔なつかしいラーメン屋台の前で、自身が大好きなラーメンを食べている姿がパネルとなっている。いずれも日本語と英語による説明文で紹介している。

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除幕式で自身の作品を見た鈴木伸一さんは「当時はみんな貧乏でしたが、結束して生活し大変面白い時代だった。今回、ラーメン屋台のモニュメントができ、トキワ荘の仲間たちも喜んでくれると思う」と感想を語った。

また、地域の情報発信の拠点となっているトキワ荘通りお休み処(南長崎2-3-2)では、モニュメントの設置に合わせ、開設3周年イベントも同時開催した。新たに誕生したモニュメントを巡るスタンプラリーや赤塚不二夫の仕事部屋にもなった紫雲荘の特別公開も行われた。さらに、2階の展示スペースでは「鈴木伸一と森安なおや 二人で暮らしたトキワ荘展」を来年3月末まで開催している。今回、作品のモニュメントが完成した二人は、実はトキワ荘入居時代に同居生活を送っていたというエピソードがある。モニュメントを散策した後は、お休み処の2階で、当時の様子に思いを寄せてみてはいかがだろうか。

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