豊島区議会は、いよいよ平成25年度の決算認定を集中審議する決算委員会が開始されました都合9日間の集中審議です。
公明党は、此島・島村・辻・根岸議員が努め、中島副議長は審議に同席します。本日は、辻議員が会派を代表して質疑を行いました。
<新庁舎>
・豊島生まれ豊島育ち。この決算委員会の審議が、現庁舎の最後となる。時代の変遷に自分にとっても感慨深いものがある。区民が期待している新庁舎にのサービス向上と経常経費について確認。
・休日開庁庁舎として区民の利便性をはかる。年間、職員人件経費、高熱水費で約2億1千万必要になる。また、コールセンターは365日稼働して区民サービスに資する。
<25年決算-実質収支比率>
・24年度から、決算剰余金を次年度に半分から、全てを繰り入れるようになった効果を確認。使途の明確化がはかられた。
・財政指標の実質収支が4.3%と快復。23区の平均は5.9%で本区は23区17位。健全化が図られた。
<経常収支比率>
・経常収支比率79.8%と2年連続80%をきることができ、弾力化がはかられた。23区では6位と適正範囲の結果に財政の改善できた。
・財政調整基金100億円を突破することができた。23区の基金=貯金額を人口で割った数字で勘案すると、1位は千代田区61万円、2位港区26万円、3位渋谷区14万円と本区は3万円で15位の位置。まだまだ予断をゆるさない。
<区長答弁>
・ここにきてバランスのとれた財政運営が構築されつつある。区長就任の平成11年は区民一人当たり「借金」が33万円だったが、25年度の決算では「貯金」が7千円に快復することができた。
・更なる、財政規律と行財政改革に取り組んでいきたい。