消滅可能性都市緊急対策本部の設置についての高野区長メッセージ
日本創成会議による発表の中で、豊島区が「消滅可能性都市」に位置づけられたことには驚きを隠せない。近年はファミリー世帯、若年世代の人口も増加に転じ、不動産情報会社の「住みたい街ランキング」3位になる等、女性からの支持も上昇しており、現況と発表内容に違和感を覚える。とはいえ、将来的に人口減少は避けて通れない日本全体の問題であり、今回の発表を真摯に受け止め、区長を本部長に関係部課長で構成する緊急対策本部を設置した。今後、日本一の高密都市だからこそ地方都市との共生という視点で人口問題に取り組み、モデルを提示していきたい。また、「としまF1*会議」を設置し、当事者である女性たちの声を聴きながら、女性の視点に立った総合的な施策を展開していく。
(F1*:放送広告業界用語で20歳から34歳の女性のこと。FはFemale【女性】の頭文字)