荒川区の議会改革の視察を公明区議団としてに行いました、第三回定例会で「議会基本条例」・「通年議会」を可決され23区では先駆的な改革を行っている区です。
10時前から、荒川区議会志村議長さんのご挨拶後、濱島議会事務局長さんから第三回定例会で議決された議会基本条例の背景・経緯のご説明を頂き質疑応答。平成21年6月、議長の諮問により議会改革の検討を議会運営委員会に調査する事を正副幹事長会で決定され検討が開始された。全議員から79項目の課題を吸い上げ検討していく過程で、『議会基本条例』制定する方向で進む事を了承。自民党から通年議会制定の要望も含めて検討が進み、23年選挙後、塩尻市、松本市議会を視察し両市をモデルとして条文の策定作業を進め、全議員の意見聴取を2度繰り返し、25年9月に議長に答申しまし、三定例会の最終日に可決しました。議会報告会、一問一答方式等は今後の課題とし引き続き検討を重ねることを担保しました。
そもそも荒川区議会は平成3年頃から、定例会の閉会中に常任委員会を月1のペースで開いてきており、通年議会を含めた議会条例策定の環境が既に整っていました。また、予算・決算についても全議員が委員とする審議形態を20年以上前から実施してきました。白老町に視察に行って、従来の議会運営を明文化し条例にするだけで一定の議会機能の確立が図れます。
終了後は公明党吉田副議長、保坂幹事長さんと写真を撮って頂きました。
荒川区の視察を通して、わが豊島区の議会改革も更に加速していかなくてはなりません。
頑張ります