豊島区学校医会の『ワクチン講演会』に伺いました。毎年9月に行われます。田村先生の司会で猪狩学校医会会長さんが挨拶。全国医師会初のB型肝炎ワクチン補助が全国的に注目されており、子供の生命を守る取り組みに参加者の協力を要請。続いて、化血研究所ワクチン担当宇野先生からワクチンについて講演。B型肝炎ワクチンは世界中で毎年60万人の方が亡くなっており、最近唾液、尿からの感染も報告され、母子感染を防止するためにも接種勧奨を訴えました。
インフルエンザワクチン、鳥インフルエンザの最新情報と風疹対策について、過去の接種経過を紹介しながら、赤ちゃんの命を守るため、官民協力した対策等のお話しがありました。 講演後質疑があり、区立中学の養護教諭から子宮けいがんワクチンについて質問、宇野先生から『厚生労働省の副反応部会で他国の症例デ-タを更に収集し、安全である事を証明する科学的な数値を重ねる作業をしている。他国では-がんを予防できるワクチンという事で広く接種している現状。副反応部会から一定の方向性がでる予定。但し、希望者には、十分な説明をした上で接種している』とのお話しがありました。 子供たちの生命を守る対策を様々推進していきます。