2010/10/23　区立富士見台小学校創立６０周年行事

富士見台小学校は、昭和25年4月、隣接の椎名町・長崎小学校と合同で授業を開始されたそうです。初代校長の柴田銀八先生が『建てた時より美しく』と徹底した拭き掃除が伝統で今なを息ついています。たいしたものです。
校長先生からは、上野動物園の川鵜の繁殖作戦を通し環境についてのお話がありました。戦後の荒廃から都民を勇気つけるため、川鵜を飼育することとして、不忍の池に大量の川鵜を放ち、東京湾の魚貝を食べた鵜が夕方から不忍池に帰り、小さい緑の島が鵜の寝床になり、最初の課題は大量の糞で植物がかれてしまった。さらに、糞の栄養分で、不忍池の蓮の華が大量繁殖の環境変化が発生。まず、小島に鷹を放ち緑を回復。そして池に白鳥を大量に飼うことにより、蓮の根を白鳥が啄むことで、蓮の異常発生が抑えられました。自然環境を考えた取り組みを話されました。

同校は、“富士見台”と名前の通り、富士山が一望でき、校章は、富士の雪の結晶をデザインしています。

式典終了後の祝う会では、大変お世話になっている、26代PTA会長小野寺さん、27代PTA会長大野春美さん、区役所交通対策課職員で28代PTA会長山田さんが感謝状を受賞され、池谷校長先生が謝辞を述べられました。また、富士見台小学校の卒業生の代表として同窓会長小松原さん、同校PTAの会＝雪の華会の篠原会長さんから、懐かしい思い出のご挨拶がありました。
教育委員長加藤様、区立小学校校長会長田中文成小学校校長、区立小学校PTA連合会長渡邉様のご祝辞のあと、区教育長三田一則様が乾杯のご発声をされました。
最後は、卒業生のみなさんが壇上に上がられ、校歌を元気一杯歌い、杉山ＰＴＡ会長のバンザイで幕を閉じました。退出される参加者を、教職員が拍手でお見送りしてくださったのが感動的でした。

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