No.814 2010/03/01(Mon) 12:33 |
|
2/28南米チリ大地震-日本の太平洋沿岸に津波警報 |
|
南米チリで27日早朝(日本時間27日午後)に発生した大地震で、気象庁は28日午前9時33分、日本の太平洋沿岸部全域で1~3メートルの津波が発生する可能性があるとして、青森県から宮城県までの太平洋沿岸に大津波警報を発表、そのほかの太平洋沿岸部と島嶼(とうしょ)部、青森県の日本海側に津波警報を発表しました。緊急の避難指示など対応が急がれます。
同庁では警報が出た地域については、各地の予想到達時間の遅くとも30分前には高台に避難するよう注意を呼びかけています。また、津波は最初に到達する波が最も高いとは限らず、数時間から場合によっては1日以上、数十分間の周期で繰り返し発生するため、同庁では警報が解除されるまで安全な場所にとどまるよう注意をよびかけています。
気象庁によると、高さ3メートル以上の津波が発生し、陸上で甚大な被害が出る恐れがある大津波警報が発表されるのは、1993年7月の北海道南西沖地震以来17年ぶりで、同警報ができた1952年以来、4回目となります。被害がないことを祈ります。
【関東地方の津波警報=最大2mの津波】
茨城県、伊豆諸島(いずれも1時半)、福島県、千葉県内房、相模湾・三浦半島、静岡県(いずれも津波到達時間=2時) |