2010/12/15　副都心委員会、地域主権勉強会-大森先生講演

午後は地方主権について、大森彌先生から興味深い講演をして頂きました。大森先生は前政権時代から地方分権に関わってこられた方で、更に東京都と23区の都区のあり方検討会でも大活躍された方です。

民主党政権のマニフェストで謳われた「地方分権」が新政権スタート時点では大いに期待されたが、現在ではどんどん後退している。「民主党政権の先行きは・・・？？」「かといって自民党は・・・？？」。２元代表制での、首長と議会の相互の理解を深め、議論しながら進めていくことの重要性を語られました。名古屋市、阿久根市では対立してしまっている。相互に話し合いがなされておらず、感情的になってしまっている。冷静に「国民のため」という原点を忘れず議論を尽くすことが大事。議会も議会で国民に議会報告など積極的な改革をしていかなくては、国民の理解を得られなくなってくる。等など生々しいご発言から、結論は、地方議会のみに民主主義、国民主権がある！との激励をいただきました。