2004/10/29 新潟中越地震：十日町市内②

　　新潟中越地震：十日町市内②

　十日町市街へ抜ける山道では、幾つもの土砂崩れが確認されました。中には道の半分を崩落した土砂がふさいでいたり、小さい河川を崩落した土砂が塞いでいるところもありました。下水のマンホールが20Ｃｍほど盛り上がっているところや、逆にマンホールが陥没したところ、道路自体が数十Ｃm陥没しているところなど地震の爪あとが残されていました。
十日町市内はガソリンスタンドも混雑もなく平常営業していました。家屋の倒壊は認められないものの、住民は夜寝るときは車で寝る方が多いと伺いました。十日町市内の学校避難所では、丁度日が落ちる時間に到着したので夜は家で寝ることができず、車で就寝される方々が車を移動される車両と出会いました。消防団のポンプが学校の水槽から水を挙げ簡易トイレの汚物を流すのに使われていました。電気、水道のライフラインは復帰されていました。尊い生命をなくされた方、被害に遭われた多くの方々に心からお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。　＊その他記事　《①堀之内町》　　　　《③浦佐駅周辺他》　（10/28 /04）

【陥没した国道】

【国道252-土砂が道を塞ぐ】