令和 5年決特委員会区民費、福祉費、衛生費 10月13日
①区民ひろば自主運営化
○高橋佳代子委員 よろしくお願いいたします。
初めに、区民ひろばについてお伺いをいたします。決算参考書２４５ページです。区内に２２か所の区民ひろばがあるということで、それぞれに運営協議会が設立され、そのうち約半数、１１か所がＮＰＯ法人化して、自主運営がされているということでございますが、まず、区が認識するこの自主運営の効果についてお聞かせください。
○小倉地域区民ひろば課長 地域区民ひろば、ＮＰＯ自主運営の効果という部分で、第一といたしまして、いわゆる経費でございます。経費につきましては、委託料という形で区が直営でやっている場合には人件費等係る部分を委託料という形で、一括で運営をしていただくことによりまして、経費の部分のメリットがあると考えてございます。
また、地域の中で運営をしていただくということで、地域の特徴に合った運営ができるということもメリットになっていると考えてございます。
○高橋佳代子委員 今、お話にありました委託費ですけども、多分、この自主運営されている地域性もありますし、事業も違うということで、それぞれ多分この委託費が違ってくるのではないかなとも思っておりますが、１１か所のこの区民ひろばにおいて予算を組むときに、どのような業務委託費、どのような積み上げをして、この金額を出しているのか、まず伺います。
○小倉地域区民ひろば課長 こちらの委託料の積算につきましては、各ＮＰＯ法人から見積りを頂戴します。見積りの中には、人件費や事業費が、大きくは人件費が一番大きいところではございますけども、入っておりまして、そちらの精査をした上で、こちら事業費、人件費精査した上で委託料を決定しているところでございます。
○高橋佳代子委員 今お話ありました人件費が一番大きいということで、例えば、当初、予算を出されていて、人件費、また事業とかちゃんと行われているかどうかとか、そこら辺の内容について、区としてどのように確認をされているのか、お聞かせください。
○小倉地域区民ひろば課長 確認につきましては、委託料ということで仕様がございます。その仕様の中に、こういったことをやっていただくということになっておりまして、その中で、こういったものをやりますという積み上げがあり、そのためにこういった人数が必要ですということで、見積りが上がってくるものでございます。
そちらの確認なんですけれども、基本的には精算をする際に実績報告、それから会計の報告を頂戴しているというところでございます。
○高橋佳代子委員 では、実績報告は一応出して、会計報告出して、一応確認するということですね。
で、これ地域区民ひろば、非常に今重要な施設となっていて、地域の核となっているところであります。どこの区民ひろばにおいても一定の区民サービスの担保、これはするということが非常に重要になってきますけれども、この自主運営の区民ひろばについて、区の指導監督というか、何ていうんですかね、立場が非常に難しいと思うんですが、そこら辺についてちょっとお伺いしたいと思います。
○小倉地域区民ひろば課長 指導監督というところでございます。基本的に委託をしておりますので、この仕様、委託には仕様書がございまして、その仕様に沿った核となる事業、生き生き高齢者の方のための事業、それから子どものための事業、それから交流の事業、こういった事業を核としてやっていただく、こちらをまず中心に確認をさせていただきます。また、そこにプラス運営も委託をしておりますので、清掃、その他の運営も併せてしっかりとやっているかどうか、こちらを確認させていただく。事業には、職員であったり、私であったりが参加をさせていただきまして、しっかり実施されているかどうか、地域の皆さんの生き生きとした活動の確認もさせていただいているところでございます。
○高橋佳代子委員 全部見て回ってらっしゃるんですかね。まあ、いいです、いいです、分かりました。
要は、今後の残っている１１の直営の区民ひろば、これを全て自主運営化していくのか、当初のスタートはそういうことだったと思います。それについては、現在どのようにお考えなのか、お聞かせください。
○小倉地域区民ひろば課長 区民ひろば、この自主運営化の推進につきましてでございますけれども、今年度、令和４年度監査結果報告をいただきまして、区民ひろばの自主運営化について一度検証をするべき時期に来ているという御示唆をいただいているところでございます。
監査の指摘もございますので、そちらにつきましては、しっかりと真摯に受け止めまして、区民の皆様にとって、または地域、運営をしている皆様にとって、どんな運営が求められているか、また、区としてどんな支援が、よりよい支援になるのかというところを一度検証したいと考えてございます。
