令和 4年決特員会 環境清掃都市整備費10月11日辻議員

大塚駅周辺整備

○辻薫委員  どうぞよろしくお願いいたします。

私からは、まず大塚駅周辺整備について、地元の根岸光洋議員に代わって質問させていただきます。

まず、大塚駅北口路上自転車駐輪場ですけれども、整備が完成いたしました。令和3年に引き続いて4年度ということで完成したところでございますけど、まずこの利用状況について伺いたいと思います。

○石井土木管理課長  今年の7月からオープンしております北口の駐輪場でございますが、ここ単独での利用台数というところはちょっと把握できませんで、6月までの利用状況との差っ引きでこれが増えたものだろうというようなところですと、7月としては1,500台ぐらい、これは一月間ですね、8月は2,000台というような形になります。これを31日で割って、今、自転車駐輪場34台ですので、これをやりますと、8月では大体1日2回転しているというような利用状況でございます。

○辻薫委員  多く利用されていると思います。私も昨日現場見に行きまして、昨日は休日だったので空きもありましたけども、恐らくいつも満車になっているんだろうなという感じがいたしました。

大塚駅周辺の自転車駐車場の整備状況と今後の計画につきまして伺いたいと思います。

○石井土木管理課長  引き続き、令和6年の道路の整備に合わせて、今、既存にあります66台の整備を見直す必要がございます。ただ、今回整備に当たっては、歩道の幅員を3メーター50確保する必要があるというような警察のほうからの指摘を受けまして、大分台数が減ってしまってございます。今あるところのところにつきましても66台から48台ぐらいになる可能性がございまして、協議が大体8カ月から9カ月かかることから、今年度の末ぐらいから警察の協議のほうを入らせていただく予定でございます。

○辻薫委員  確かに歩道上、斜めに設置しているような状況もあったりして苦労されていると思いますけども、この大塚駅周辺の自転車駐車場整備が進んでいる一方で、南口アトレ前に放置自転車が見受けられるということで、自転車駐車場への誘導など、しっかり対策をしてもらいたいというふうに考えておりますけども、いかがでしょうか。

○石井土木管理課長  今年の1月の名刺交換会のときに早速その件についての御指摘をいただいて、そこから毎月今取り組んでいるところでございます。9月ですと2日に1回のペースで今取り組んでいるんですが、やはりその前にとめる方が非常に短時間でとめるというような形ですので、実際には撤去されるというところが、9月、直近9月では8台程度というような形になってございます。それと、アトレの店内にも全ての店舗に駐輪場の利用、あと店内のアナウンスとか、そういったものもお願いしているところでございます。

○辻薫委員  確かに商業施設を利用するに当たって、ちょっととめてすぐというような気持ちはわかるんです。地下にわざわざとめるというのも大変だというような感じがいたしますけども、対策をしっかり引き続きお願いしたいと思います。

それと、大塚駅東側道路、山手線の高架下ですけれども、今月17日に一方通行化され、交差点や歩道の拡幅整備が行われます。まず今年度は交差点の整備が行われ、歩道の拡幅整備は来年度以降と聞いておりますけども、この歩道はとても狭く、人と自転車がようやく擦れ違うことができる現状であります。歩道が拡幅されることに大きな期待が寄せられておりますけれども、根岸議員からは、完成までの間、自転車や歩行者が安全に通行ができるようなお願いをしているということですが、検討状況はいかがでしょうか。

○小堤道路整備課長  大塚駅の東側のほうにありますJRの高架下の道路でございますけど、今現在、相互通行でございます。これを今月の17日から一方通行化しまして、車道のほうを狭めて歩道を広げるといったような計画でございますけれども、歩道の完成が令和6年12月と少し先の予定になってございます。それで、根岸議員のほうから、工事期間中、長いので、道路に設置します仮のガードレールがあるんですけど、ここのところに自転車を通すことができないかといった御相談をいただきました。

工事の業者と、あと巣鴨警察のほうと今相談をしてございますけども、やはりガードレール、仮ガードレールの中に自転車を通すというのは、工事とバッティングする可能性がありますので難しいといった判断でございます。ただ、その代わりに、ガードレールを出す出幅を今調整をしておりまして、車道の中に新しい自転車通行帯、こういったものを計画をしているところでございます。いずれにいたしましても、工事も長いです。歩道が広がるのもその先の話でございますので、できる限り自転車、歩行者が安全に通行できるように調整のほうをしていきたいというふうに考えてございます。

○辻薫委員  大塚駅周辺整備について取り上げさせていただきましたけども、いずれにしても、駅を中心とした安全・安心で広がりのあるまちづくりというものをぜひ推進していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【千早四丁目アパートの大規模改修】

次は、ふま議員に頼まれた質問でございます。

最初に、区営住宅、千早四丁目アパートの大規模改修、このときにエレベーター設置を要望させていただきましたけども、その後の検討状況をお聞かせください。

○河野住宅課長  千早四丁目のエレベーターの設置についてでございますが、ちょうど現在これから入札というような状況であったかと思うんですが、エレベーターを見込んで設置するというような方向で、現在、土質調査等々も含めて進めているところでございます。

○辻薫委員  ありがとうございます。

この千早四丁目アパートは築46年経過しておりまして、大変に老朽化しているところでございまして、そして大規模改修ということになったと伺っております。ほかにも老朽化している区営住宅がございますけども、今後の改修計画につきましてはいかがでしょうか。

○河野住宅課長  千早四丁目の改修を、これから設計を含めて来年度以降ちょっと工事のほうに入っていくというところでございますが、その先にも、例えば千早二丁目であるとか要町三丁目の区営住宅についても、今、大規模改修を行う方向で考えているというところでございます。

○辻薫委員  やはりその大規模改修のときにも、ぜひともエレベーターの設置を望むわけでございます。他区の事例でありますけども、都営住宅でも低層階でエレベーターを設置している事例もございますので、ぜひともこのエレベーターの設置もお願いしたいところでございますけど、この点につきましてはいかがでしょうか。

○河野住宅課長  区営住宅、様々な形がございまして、例えば3階建てで階段室と呼ばれるような、世帯と世帯の間に階段があってそういった階段が1棟の中に何カ所かあるような、そういった構造のところについてはなかなか設置する場所というのが技術的に難しいかというふうに考えておりますが、全体を通して、そういった改修をする際には、エレベーターの設置ができるかどうかというところを検討していきたいというふうに考えております。

【ウオーカブル街づくり】

○辻薫委員  ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。

それでは、ようやく私の質問ですけども、まず池袋エリアのウォーカブルなまちづくりにつきまして伺いたいと思います。

第2回定例会の一般質問で私は、区長が招集挨拶の中で言及された池袋ウォーカブル推進協議会について質問した際に、「協議会は今年度中に開催予定であり、さらに、協議会の開催に向けて都市計画や緑化計画、公民連携、アートなど、各分野の有識者の方々からウォーカブルなまちづくりの実現戦略について意見を聴くための部会の立ち上げを検討している」という答弁がございました。まずは、その後の進捗状況について伺いたいと思います。

○松田都市計画課長  豊島区では、池袋の将来都市像であります東西ダンベル型のまちづくり構想、これを区民の皆様や事業者の方々にわかりやすく伝えるため、ウォーカブルなまちづくりの基本方針を今年度中に策定する予定にしております。そのため7月には、池袋ウォーカブルなまちづくり実現戦略検討部会を立ち上げまして、都市計画、緑化計画、公民連携、都市再生などなど、まちづくりの各分野を代表する有識者の方々にお集まりいただきまして、ウォーカブルの取組みについて様々な御意見を頂戴しております。

先月開催しました第2回の部会では、事務局で作成した基本方針の素案を有識者の方々にお示しし、さらなる御意見をいただいておりますので、多くの皆様から御指摘のあった池袋らしさを十分に盛り込んだ方針となるよう、策定に向けて鋭意取り組んでいるところでございます。

委員からお話のありました推進協議会につきましては、年度末その名称で開催するかにつきましては今後引き続き検討してまいりますけれども、策定した方針につきましては、区民の皆様、それから事業者の方々に、これは誰からも喜んでいただける施策であるというふうに考えてございますので、ウォーカブルの目的、それから意義について発表するような場を設けたいというふうに考えているところでございます。

○辻薫委員  もう一点、西口の再開発も絡んでなんですけども、これを加速化するためには、(仮称)池袋駅コア2022の策定もされていると思います。この進捗状況、今後の予定につきまして伺いたいと思います。

○小澤交通・基盤担当課長  コア整備方針2022でございますが、2018年に策定いたしました池袋駅周辺基盤整備方針の実現戦略として、今策定に取り組んでおります東西のダンベル型をつなぐ駅の再生に向けて、関係者一同、西口の再開発を担っていただくものも含めて具体的な取組みを今実施しているところでございます。今のところでは、年度末の策定に向けて取り組んでいるところでございます。

○辻薫委員  池袋西口再開発につきましては、高野区長のほうから念願である「駅袋」脱却へ向けての並々ならぬ決意を伺っているところでございますけれども、この間のふくろ祭りのとときに、アゼリア通りを車をシャットアウトして一つの空間ができていて、もうこのような感じで人優先のまちになっていくんだろうなというふうに思った次第でございます。

最後に、SDGsの未来都市のときにも話がありましたけども、今後の計画の中でウォーカブルなまちづくりということも視点に入っているということです。最後に、都市整備部として、このウォーカブルなまちづくりの効果、時間がありませんけども、効果につきまして最後伺いたいと思います。

○近藤都市整備部長  ありがとうございます。

池袋駅を中心としまして東西が、その軸がグリーン大通り、アゼリア通りを一本につなぐ駅を中心としてクルドサックなり、また、サンクンガーデンをつくってウォーカブルなまちが、サンシャインだけではなくて駅周辺に広がっていくように今後とも努めていきたいと思います。