17H29年決算委員会 福祉・衛生費 ふま議事録 10月13日

猫の世界のイベント支援、担当部署の合議体

○ふまミチ委員  御近所の方とかいろんな方にお願いをしているケースもあるかと思いますが、先ほども課長のほうからシェルターさんを抱えるNPO法人さんにお願いすることもあるということでございます。NPO法人さん、餌代だけでも毎月何十万もかかると言われておりますし、NPO法人は法人のため区からの助成もありますが、その助成だけでは本当に足りないと、持ち出しが半端ではないというふうで、すごく困窮している状況が見えます。

そのNPOさんは、区から引き取ってほしい猫がいると言われると、どうしてもシェルターがぱんぱんでも断れないというふうにも言われております。慢性的な資金不足の中、やりくりをして活動をしてくださっておりますので、何か支援ができないかと私自身も考えておりました。その中で、ちょっとこれができるかどうかわかりませんけれども、既に2回開催されています池袋のWACCAで猫の世界というイベントが毎年猫の日、2月22日に行われておりますが、このイベントを活用できないかと思いました。

猫の世界のイベントは豊島区が後援になっておりますが、どのようなかかわりをされているか、まずお聞かせください。

栗原生活衛生課長  こちらのイベントなんですけれども、猫の世界実行委員会というのがありまして、そこにこちらの区のほうにありますNPOが参加していると、メンバーになっているという経過と、あと池袋でやっているというところで後援をさせていただいております。

啓発ということでポスターを掲示したりですとかイベント情報を流したりということでの支援をさせていただいております。

○ふまミチ委員  そうしますと、当日というか、何日間かやっているかと思いますけども、そのときに毎日そこに出向いたりとかはされているんでしょうか。

栗原生活衛生課長  特に直接何かをお手伝いするというところではありませんで、区の職員の方に呼びかけをしたり、できるだけ見に行ってねということで寄附のほうをさせていただいたりというような状況でございます。

○ふまミチ委員  そこで、このようなイベントに区の職員さんが順番でもいいんですけども、ボランティアとして現場に行っていただいて、積極的に参加していただいて募金活動とかをしていただけると、何か資金の面でも気持ちの部分でもボランティアさんの日ごろの御苦労が半減されるのかなと思います。ボランティアさんは本当に時間とお金を使って地域のために孤軍奮闘してくださっておりますので、区として、そのようなボランティア活動ですかね、区として何かお考えになってることがあればお聞かせください。

○栗原生活衛生課長  日ごろからボランティアさんには本当に御苦労をかけているなと思っております。大変熱心な活動をしていただいているなというところはあるんですけれども、ボランティア活動というところで御自身の個人的な活動の範囲ですとか、NPOの活動の範囲ということも考えてしていただければなというふうに思います。

区では、バックアップということで講演会ですとか啓発事業のほうには力を入れていきたいなと思っておりますので、そういった面で連携ができればいいかなと思っております。

○ふまミチ委員  わかりました。なかなか、そういうことは、ボランティアとしてやるというのは難しいかと思います。

では、ちょっとまた別の角度なんですが、地域猫活動の取り組みというのは多岐にわたっております。生活衛生課を中心に今やっていただいておりますが、先ほどの話したように、高齢者福祉課、社会福祉協議会、生活福祉課、また公園緑地課など関係すると思いますので、関係する担当部署が一堂に会して顔を合わせて、いろんな地域猫のことを話し合っていただければ、さまざまな問題が解決の方途が開かれるかと思います。ぜひとも会議体を持っていただきたいと思いますが、そちらのほうはいかがでございましょうか。

○栗原生活衛生課長  そうですね、高齢者の問題ですね。猫をかわいがる高齢者多いかと思うんですけれども、なかなか対応がし切れないというような問題も抱えているかと思います。昨年から高齢者福祉課の窓口ですとか包括の窓口にシニア時代のペットの飼い方というようなリーフレットを配布させていただきましたり、ことしの7月には社会福祉協議会の相談員の方のミーティングのほうで地域猫活動のお話をさせていただいたりしております。また、公園緑地課ですとか、そういったことに関しましては個々の対応ケースというところで連携させていただいているというようなところで、意見交換しながらというところで考えております。

○ふまミチ委員  それでは、ぜひ持っていただきたいんですが、まず最初はそのように話し合いから始めていただければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。