R7年決算委員会⑥1~11補足質疑10/17

〈こどもの環境教育〉

○北岡あや子委員  おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。

私からは、環境教育・普及啓発事業についてお聞きします。決算参考書157ページ、成果報告書202の番号でございます。

環境教育・啓発事業のうち、子どもたちへの環境教育という観点で聞かせていただければと思います。2050年ゼロカーボンシティの担い手になる子どもたちが環境問題の現状を知り、関心を持ち、環境に配慮した行動を実践していくためには、子どものうちから環境への意識を高めていく環境教育が重要であると考えます。区の子どもたちへの環境教育に関する取組についてお聞きします。

まず初めに、環境政策課では、小・中学生に対してどのような環境授業を実施しているのか教えてください。

○副島環境政策課長  大きく3つの授業がございます。

まず、プールにいるヤゴ等の生き物学習、次に、校庭から始める環境教育、最後が、民間企業による環境出前授業、この3つでございます。

○北岡あや子委員  3つのうち、この民間企業による環境出前授業というのがあるかと思うんですけれども、これはどういうものなのでしょうか、教えてください。

○副島環境政策課長  現在、民間企業の6社が各企業の強みを生かした環境授業のほうを実施をしてございます。実験や実習など、体験型で、体験を交えて、子どもたちが地球温暖化ですとかエネルギー、それから自然環境などを楽しみながら学んでいるというものでございます。

○北岡あや子委員  御説明ありがとうございます。

もう少し具体的な内容をお聞きしたいんですけれども、具体的などういう授業を行っているかですとか、また、その授業を受けた子どもたちの反応などが分かれば教えてください。

○副島環境政策課長  1つ例を挙げますと、例えば住宅設備メーカーのLIXILとマテックスは、2社共同で特に住宅の窓に着目した授業を行っておりまして、実際に窓のついた住宅の平面図の模型を使いまして、風通しをよくするにはどの窓を開けるといいだろうかというようなものを実験をしたりですとか、それから、サッシが一重か二重かということでどれだけ断熱効果が違うかというものを、模型を使って、実際に触ってその違いを実感するというような形で授業を行っております。模型ですとか実験を用いた工夫を凝らした授業で、こういったものはやはりなかなか教員や行政ではできないクオリティーのものでございまして、児童が非常に興味深く学んでいるというところが印象的でございまして、感想などでも、家でも実際に風の通りを意識して、今後窓開けをやりたいといったような感想が、頼もしい感想が聞かれているというところでございます。

○北岡あや子委員  学んだ後に、御家庭でも、親子でそういった環境の話が弾むような内容なのではないかなというふうに思います。この環境の分野というのは本当に幅広いというか、非常に多岐にわたるかと思うんですけれども、このなるべく多くの分野ですね、今、窓のお話、各企業に特徴などがあるかと思うんですけれども、それに関して、多くの企業と連携をして、多様なメニューを学校側にまた選んでいただくように、またしていただければなというふうに思います。

一方で、子どもたちへの環境教育が学校の授業の場所だけでなくて、イベントですとか講座の啓発も重要だというふうに考えます。先日、センタースクエアで行われましたエコライフフェアがあったかと思うんですけれども、ここのフェアの参加の人数ですとか実績と、あと、例えばこのフェアを行った上での注目すべき観点ですとか、そういったものがどういうものだったのか教えてください。

○副島環境政策課長  エコライフフェアでございますが、10月5日、センタースクエアでは過去最大となる20団体が出展いただきまして、今回は5階の会議室のほうまでスペースを拡大して開催したというところでございまして、お子様連れを中心に昨年は100名近く上回る727名の方に御来場いただいたというところでございます。

今回の目玉でございますが、区内の中高生、それから大学生が初めてブースを出展したということでございます。一つは、豊島岡女子学園でして、Tシャツからエコバッグを作るワークショップですとか、豊島清掃工場、これ同時に工場見学やっていたんですけれども、その両会場でIKEBUSを貸し切って結ぶという形で、生徒が社内でガイドをするというところでした。また、もう一つが立教大学でして、これは学生が考案して、全て手作りで作成したボードゲームと、カーボンニュートラルすごろくというもので、クイズに答えて得たポイントで豊島区のまちを整備しつつ、同時に皆で協力してCO2を減らしていくというものでございました。これ、いずれも生徒、学生が自ら研究して発表したものが今回、エコライフフェアの場で実現したというものでございます。

○北岡あや子委員  御説明いただいただけでも、かなり大盛況だったということと内容が充実していたんだなということが分かりました。私もチラシを拝見したんですけれども、両面にわたって見開きの本当にたくさんの団体さんの出展があるなというのも感じました。この中高生ですとか、この大学生が自ら提案をしたものが実現していくということが大変すばらしいということで、高く評価したいと思います。 実際のこのブースの様子ですとか、また、実施してみた区としての評価についてお聞きします。

○副島環境政策課長  どちらのブースも本当に来場者が絶えないほどの大盛況でございました。IKEBUSのほうは定員の3倍近い申込みのほうがありまして、抽せんという形になりましたけれども、車内で環境クイズを出して、生徒たちが盛り上げてくれたということ、それから立教のボードゲームのほうは、難しいクイズなんかは親子で考えたりですとか、学生のほうがそこでヒントを出したりというような形で、若い世代がさらに若い世代、子どもたちの世代と環境でつながるという光景は、非常に見ていても感動もしましたし、環境教育とか啓発の担い手というのが、何も大人たちだけでなく、若い世代も担えるんではないかと、もうそのぐらい今の若い世代の環境に対する意識も高いですし、本当に知識量もすごいなというところを非常に実感できたエコライフフェアだったなというふうに感じてございます。

○北岡あや子委員  環境でつながるという言葉が課長のいい言葉だったなというふうに思うんですけれども、課題などもあったかと思うんですけれども、来年度というか、開催に向けた課題などあれば教えてください。

○副島環境政策課長  非常に今回開催時間は5時間という中で727名という形だったんですけれども、スペース的にもかなりいっぱいということで、出展者もまた希望も多いところの中で、今後、来年度以降、また増える中でどう対応していこうかというところはありますけれども、その辺り、いろんな様々工夫をしながら、時間のことですとか、会場のことですとか、そういったところも考えていきながら、若い世代も活躍できるような形にしていきたいというふうに考えてございます。

○北岡あや子委員  まとめます。これまで進めてこられました環境教育を受けた子どもたち、生徒、児童が今、また大きくなり、中高生、大学生になって、またさらにこの若い世代が環境でつながっていく、また、その環境の教育・啓発の担い手として活躍をしているといういい流れができてあるということを確認させていただきました。

引き続き、子どもたちに対する環境教育を創意工夫をしていただきながら、若者たちが環境でつながって、また、より活躍できる場を今後も拡充していっていただきたいということを要望して、質問を終わります。