R7年決算委員会⑥ 国民健康保険会計質疑10/17
〈国保会計-医療削減〉
○高橋佳代子委員 よろしくお願いいたします。
私は国民健康保険についてお伺いしたいというふうに思います。
国保の医療費全体のまず、推移はどのようにあるのか、また、1人当たりの医療費についてはどのような状況にあるのか、お聞かせください。
○松山国民健康保険課長 まず、国の医療費の動向でございます。8月29日に厚生労働省が発表しました令和6年度の医療費の動向によりますと、6年度の医療費は約48兆円ということで、前年度比1.5%の増になっております。これは高齢化ですとか医療費の高度化を背景に昨年度比7,000億円増加している、そして過去最高の医療額を更新してるということになっております。
本区の医療費ですけれども、本区につきましては、6年度の医療費は192億円、昨年度より1.0%減となっております。本区におきましては、若い世代の、比較的医療にかかることの少ない若い世代の外国人が増えてるということで、医療費の減というような状況になってるということでございます。1人当たりの医療費でございますけれども、本区は令和5年度1人当たりの医療費は28万9,745円で、23区中一番低いという結果になっております。
○高橋佳代子委員 今、医療費については特に1人当たりに換算すると非常に平均値も下回るような低い状況であるというふうに伺っておりますが、ただ、全体的に非常に高額になりつつある、医療費そのものも高度化してくるというようなことであるというふうに思っております。本区は今まで様々な取組をされて、医療費削減のために、医療費の適正化でした、失礼いたしました、適正化のために取組をされてきたということでございますけれども、レセプト点検、また、ジェネリック医薬品の活用など、この財政効果についてはどのように分析されているか、お聞かせください。
○松山国民健康保険課長 レセプト点検の財政効果でございますけれども、これまで6年度の財政効果は1億7,600万円と試算してございます。ジェネリック差額の通知をやってることに対する財政効果は、12年間、平成24年に第1回の通知を送ってるんですけれども、そのときからの数量シェアのままだった場合は12年間で約40億円の財政効果と試算しております。
○高橋佳代子委員 蓄積されていくとそれだけの効果の金額になるということであるというふうに思っております。
先ほども課長がおっしゃいましたけれども、非常に国保に関しては社会保険の加入の適用が拡大したりとか、また、高齢化に伴う被保険者の減とか、様々影響があるわけですね。どうしても、保険料が上がっていくというようなことで、もともと国保の構造的な問題もあって、一般会計からの繰入れ、法定外繰入れが、見ると、少しずつ増えてきてしまうというような現状にあるかと思いますけれども、これについては区はどのようにお考えでしょうか。
○松山国民健康保険課長 委員おっしゃりましたとおり、やはり国民健康保険の制度の構造的な問題が大きいと考えております。高齢化ですとかそれに伴う医療費の増ですとか保険料を払う、それを支える若い世代が社会保険に移っていってしまうというような構造的な課題がございますので、私どもはやはり医療費の適正化をきちんと行いまして、保険料の抑制、抑えていくというようなことに取り組んでまいりたいと考えております。あわせて、収納率の向上についても力を入れていきたいと考えております。
○高橋佳代子委員 ありがとうございます。
6年の3月に第四期特定健康診査・特定保健指導実施計画及び第三期データヘルス計画が策定をされているかというふうに思いますが、特にこの計画の中で豊島区として力を入れていくべき、課題というか、計画というか、そういうものがありましたらお示しいただきたいと思います。
○松山国民健康保険課長 データヘルス計画を分析して分かりました点といたしましては、豊島区の特徴として、糖尿病の有病率が70歳から74歳で都の平均よりも高いということが分かりました。そういったことから、特定健診を受診していただける方を増やして、その結果から特定保健指導につなげる、それから糖尿病の重症化予防についても、こちらは保健所のほうに協力して、やっていただいてるんですけれども、そちらのほうの取組も適切に行ってまいりたいと考えております。
○高橋佳代子委員 特に糖尿病とか、あと、いわゆる透析、腎臓病とか、非常に一旦なるとなかなか、ずっとその病気と付き合わなければならない、一定の医療費がずっとかかってきてしまうという病気は早めにやはり保健指導等を使いながら適切に事前に予防していくということが非常に重要だというふうに思いますので、そこの予備軍をいかに見つけ出しながら、手当というか、かからないようにという、予防していくかということが非常に重要かなというふうに思っておりますので、ぜひ取組をお願いしたいと思います。
また、豊島区も全体的にDX推進計画ということで示されておりまして、国保のデジタル化の推進についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○松山国民健康保険課長 まず、国が進めている医療のDX化、進めてるわけなんですけれども、マイナ保険証の取組なんですけれども、こちらが国の進めている医療のDX化の根幹になるものだと考えておりますので、マイナ保険証、まだ登録者、低い状況ですけれども、使っていただくメリットがたくさんございますので、そういったことを区民の皆様に分かりやすくお伝えして、取得率ですとか使用率を高めてまいりたいと考えております。
○高橋佳代子委員 時間なんで、まとめます。様々、特に国保運営上も非常に厳しい状況であるというふうに認識をしておりますけれども、そういう意味では医療費の適正化についても御取組をずっと引き続きしていただいてるところでございます。もうそういう意味では非常にこのバランスを取りながら、一定程度繰入れもしながらの運営になってくるかと思いますけれども、今後も引き続きお取組をよろしくお願いいたします。 以上です。
