令和 5年予算委員会  3月 9日 3特別会計

【医療費の適正化、マイナンバーカードの保険証】

○辻薫委員  どうぞよろしくお願いいたします。私からは、国民健康保険の特に医療費の適正化を中心に質問させていただきます。

まず、令和4年度の国の医療費の状況と併せて、本区の状況も御報告いただきたいと思います。

○倉本国民健康保険課長  まず国の医療費の状況でございますが、令和4年度、まず4月から9月の半期、半年分なんでございますが、医療費は22.6兆円でございます。前年比で31%の増となってございます。区においては前期104億円で、前年比としては3.6%の増となってございます。

○辻薫委員  ともに今3%台ということで状況は確認できましたけども、そうしますと、区の料金のこの動向についてはどのように分析されてますでしょうか。

○倉本国民健康保険課長  令和4年度の前半期においては、国の医療費増と同様の増加経過であるというところです。新型コロナウイルス感染症の影響等による減少の反動と考えてございます。今後も安定的に国保制度を維持していくためには、医療費の伸びを抑制していくことが重要であり、医療費の適正化は、豊島区としても特別区としても喫緊の課題であると捉え、広域的な幅広い視点でも検討を重ねてまいります。

○辻薫委員  ありがとうございます。

それでは、この医療費適正化に向け、何度か確認はさせていただいておりますけども、それを、どのような事業に取り組んでいかれるのか、取り組んでいるのか、確認させてください。

○倉本国民健康保険課長  糖尿病の重症化予防事業やジェネリック医薬品差額通知など、従前の取組を継続しております。そのほか、令和元年度から開始しました高齢者の服薬情報提供事業を引き続いて行ってございます。この服薬提供事業については、服薬情報をお知らせしまして、専門家への相談を促すことで服薬過剰の回避と健康被害の予防を図ろうとしているものです。さらに令和3年度から開始しました糖尿病性腎症重症化予防プログラムにおいては、人工透析導入の原因で第1位となっております糖尿病性腎症に対しまして、早期腎症期と判定された方へ区直営での保健師や管理栄養士による保健指導を行っております。腎機能回復に向けた生活習慣の改善をサポートすることで、食生活の改善や運動習慣づくりの促進につなげていて、受診者の方からは好評を得ているところでございます。

○辻薫委員  この中で、取組の中で注目しているのは、区直営で実際に保健師さんや管理栄養士さんが保健指導を行っているというところです。先ほどもありましたけど、この生活習慣の改善をサポートすることで、食生活の改善や運動習慣づくりの促進につなげていって、大変に受診者から好評を得ているというところだと思います。やはりこの事業を継続して、また、進展させていくためには、実際に受診者がどういうふうに思っているのか、また、そういう意味ではさらにそういう声がつながってって、いろいろしっかり生活改善していくことによって、自分の様々な生活にもいい方向になっていくんだというようなことを、実感が皆さんに伝わっていくことが非常に大事かなというふうに思っております。

そこで、この医療費の適正化について、今後の展望についてお聞かせください。

○倉本国民健康保険課長  平成の27年度から開始しまして一定の効果が上がっていると、糖尿病の予防、予備軍に対する保健指導などの糖尿病重症化予防事業については、コロナウイルス感染症の影響のある中、安心して受講できるようにオンラインコースも用意するなど、事業者さんと協力しながら事業を進めてございます。

また、3年度に開始しました、その糖尿病性腎症が疑われる方に対する、早期に介入支援するため、特定健診受診者で糖尿病性腎症が疑われる方に対してアルブミン、アルブミン尿検査を実施し、医師の指導の、指示の下、面接による、管理栄養士等による保健指導等をやってございます。

事業評価としては、令和3年度と4年度の特定健診結果により、その事業評価として3年度、4年度の事業、特定健診の事業結果よりヘモグロビンA1cの値などの変化を把握しまして、事業の成果を確認し、受診者へのさらなる啓発を進めてまいります。

また、令和5年度におきましては、第3期のデータヘルス計画策定というものを予定しておりますので、保険者の特性を踏まえた、より効果的かつ効率的な保健事業を展開してまいりたいと思います。

○辻薫委員  医療費の適正化につきましては、やはりSDGsの目標の一つである全ての人に健康と福祉をというその達成のために、今お話がありました来年度のこの第3期データヘルス計画も策定して、しっかり着実に取り組んでいただきたいことを改めて要望させていただきます。

また、政府は7日に、令和6年秋に従来の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに一本化するための関連法案を閣議決定したところでございます。そこで伺うんですけども、マイナ保険証に切り替えるためには、マイナンバーカードの保険証利用の登録が必要になってくるわけでございますけども、現在この国保での状況、現状はどのようになっていますでしょうか。

○倉本国民健康保険課長  令和5年の1月の11日時点での状況になりますが、本区における状況では約1万6,000人ほどの方が登録をされております。国保の加入者の約25%、4分の1ぐらいの方が登録をしているというような状況でございます。

○辻薫委員  登録が4人に1人という状況だということが分かりました。それで、そのマイナ保険証の利用に当たっては、マイナンバーカードで受診したほうが、患者さんの負担が重くなるという、当初取扱いが、そんな話が出て、なかなかこの使用をちゅうちょしてる方もまだいらっしゃると思いますけど、その後の状況はいかがでしょうか。

○倉本国民健康保険課長  昨年の4月にその加算の制度が創設されまして、そのときには初診時にマイナ保険証では21円増えると。従来の今使ってる保険証じゃ9円の増となるということで、マイナ保険証を使うと負担が増すという状況がございました。そこで、その課題を受けまして、昨年の10月にこの加算の制度を廃止して、新たにまた医療情報システム基盤整備体制充実加算というものが設けられまして、この見直しによりまして、初診時においてはマイナ保険証を使用した場合の上乗せ分を先ほどの21円から6円に、上乗せ分は6円に下げて、下げまして、従来の今使ってる保険証については上乗せ分を9円から12円に増やしたというところでございます。

さらにこの4月からは、今の保険証で受診した場合に上乗せ分を18円するということとしております。つまり、マイナ保険証を使用する場合と比較すると、12円の差になるというものでございます。この措置、この特例措置は12月までということなんですが、いずれにしても、マイナ保険証を使用した場合のほうがプラス分の上乗せ分が少なくなるというような制度となったところでございます。この場合、薬剤、調剤ですね、調剤等についても加算措置というものがございます。

○辻薫委員  もう本当にまだまだ知らない方が多くて、紙のものを、両方持ってても紙を使うというような方が多いと思いますので、何か、何か周知ができるのがいいかなというふうには思ってますけども、もう最後に、決算特別委員会でちょっと要望させていただいたことなんですけど、国民健康保険課とか送られてくる、被保険者に送られてくる封書の宛名が小さいということで指摘させていただいて、その後改善されたというふうに伺いましたけども、最後、この点につきまして御報告いただきたいと思います。

○倉本国民健康保険課長  御指摘いただきまして、直ちにシステムベンダーと協議、調整しまして、そのときの対象となった高額療養費の申請書でありましたけども、それは保守の範囲内でできるということで、お金をかけずに、文字のサイズとしては1.5倍程度の大きさにできた、させていただいたというところです。その他の帳票ですね、課の帳簿も確認しており、今後のかかる費用、経費とか、あと様式改正などのタイミングなどを捉えながら、踏まえながら対応を考えていく必要があると考えてございます。

○西山陽介委員長  簡潔にお願いします。

○辻薫委員  はい。ありがとうございました。実際に私もそのサンプルというか、見て、実際に相談あった方に見ていただいたら、ああ、これだったら分かりやすいということでおっしゃってましたので、この点につきましては、副区長も、齊藤副区長もやりますということで言っていただきましたので、改めて御礼させていただきました。ありがとうございました。