R6年予算委員会 清掃環境・都市整備費自由質疑  3月 8日 根岸議員

大塚駅前周辺整備事業-トイレのマーク、放置自転車対策

○根岸光洋委員  はい、よろしくお願いいたします。私からは、大塚駅前周辺整備事業について伺いたいと思います。

予算書では275ページ、南北自由通路、また、南口駅前広場、北口駅前広場それぞれの維持管理経費が出ております。それぞれの事業内容について、簡単で結構ですので、御説明願えますか。

○小堤道路整備課長  6年度の工事でございますけれども、現在一方通行のところの道路工事をやってございます。こちらの拡幅工事を、来年度、9,000万ほどでやっていく予定でございます。それと、都電の施設の一部移設工事というふうなところを交通局さんにお願いをしながら、協定で2,800万ほどの、来年度に関しては工事をやっていくというふうな予定でございます。

○松田都市計画課長  南北の広場管理及び自由通路の管理につきましては、南側にはトランパル大塚という広場ありますし、こちらのほうで地域の方にも御協力いただきながら清掃活動であるとか、あるいは看板の設置等を行ってございます。北側はネーミングライツもいただきながら、光のファンタジーの演出であるとかということも含めてにぎわいづくりを努めているところです。南北自由通路については、防犯カメラのほうを設置しながら、JRと共に管理を行っています。

○根岸光洋委員  ネーミングライツも順調に入って、使われているということが確認をできました。

一つ、今、南北自由通路が出たんですけど、この自由通路、通れるようになって大変利便性が高まったのですが、なぜかいまだに自転車で降りないで乗ったまま走行する方が見受けられます。区のほうでもアナウンスして、南北自由通路は歩行者優先なので降りてくださいとか、また看板みたいなもの立ててあるんですが、いまだにこれが解消できない状態になっております。これについては御見解はいかがでしょうか。

○小澤土木管理課長  御指摘の状況がまだ続いているということは重く受け止めているところでございます。区のほうは日常から交通安全の普及啓発しっかりやっておりますので、その中で改めて大塚の自由通路で、自転車を押して歩く通行の啓発についてはしっかり行ってまいりたいと思っております。

○根岸光洋委員  よろしくお願いいたします。

それと、北口が、駅前広場整備されて大変きれいになって、ironowa hiro baということで、光のファンタジーで夜はいろんな様々なイルミネーションが輝いているんですが、駅前にあった有名なトイレがなくなりまして、新しい立派なトイレができたので、住民の皆さん、来街者も喜んでいるのですが、ある方から、大塚駅出たらトイレがどこにあるか分からないというお声をいただきました。地元の人は分かっていますけども、少し降りた方、久々に来た方はトイレがないなということに気づくようです。タクシー乗り場、プールのところにあるのですけど、都電側からしかトイレの表示がないのですね。地元の要望もあって、今までのトイレがあまりに強烈だったので、そういう意味ではトイレという表示を避けられたという経緯も聞いていますけども、やはり来街者から見て、駅を出て広場のどこにあるのかも分からない状態なので、ぜひ何か検討していただきたいのですが、いかがでしょうか。

○片山公園緑地課長  今、委員御指摘のように、トイレの位置が分かりづらいというところも承知しているところでございます。おっしゃるとおり、整備を進める際に、地元の方からあまりトイレが目立たないようにというようなお話も聞いていたところもありますが、確かにトイレの入り口が都電側に面しておりまして、トイレマークが北口の広場出たところから直接見えないのですね。JRの改札から出たところには北口にありますよということでマークはあるのですが、北口に行くとどこにあるのか分からないというようなところがございます。トイレの構造上の問題もあってトイレのマークが都電側というふうになっておりますので、今できたきれいな景観を維持できるような形で、トイレの背面、特に北口広場出たところからトイレの位置が分かるように、例えばピクトグラムのようなトイレマークをつけるぐらいのものであればあまり悪目立ちはしないのかなというふうに思います。そういった方策で考えてまいりたいと思います。

○根岸光洋委員  ぜひよろしくお願いいたします。

それと、東側道路が一方通行化の工事が昨年から始まって順調に進んでいると。歩道の拡幅があるということなのですが、安全対策として車が歩行者に対して徐行してもらうような安全対策が2か所ぐらい、この一方通行道路上に施されると聞いていますが、どういったような仕様のものでしょうか。

○小堤道路整備課長  信号機がなくなったというふうなことがございます。そこでの安全対策というのが必要になってくるというふうに考えていまして、ハンプをあそこに設置をいたします。それともう一つが、スムーズ横断歩道といって、横断歩道自身を10センチ上げて、遠目からも見やすいように対策を取るというふうなところでございます。

○根岸光洋委員  分かりました。信号がないということで、警備員を立ててくださったりして予防していただいているんですが、これが完成した暁にも事故がないように、最大限の配慮をしていただいているということでよろしくお願いいたします。

いよいよこの道路工事が終わると、南北がさらに、先ほど南北自由通路を自転車が通ると言っていましたが、この東側の通路を使って歩道が拡幅されます。自転車のほうもそちらを通って南北を行き来するのかなと思うのですが、南口には大きな駐輪場が整備され、また北口も駅前広場にはかつてはラック式の駐輪場設備がありましたけど、今、駅前広場の整備とともになくなりましたので、南口側の駐輪場に誘導されていくのかなと思うんですね。私、議員になって久しぶりに大塚の駅降りたときは、駅前が本当に自転車であふれて、歩道は歩けない。松葉づえをついた方とか車椅子の方、障害者の方は致し方なく歩道から車道に出て、車道を通って駅前に行く、それでもなかなか進めないという状態でございました。それから見ると今は一変して、すばらしい駅前空間ができたなということで感謝をしておるのですが、最近、南口のアトレの近くに駐輪が見受けられるということで、見ていると買物に来て少し置いてということです。すぐ移動できるようなものであれば放置自転車でないという感覚もあるかもしれませんが、置けると分かると1台、2台、時には点字ブロックの横まで迫って置いていく自転車の方がいらっしゃる。これも都度、区のほうにもお願いはしているのですけど、ここは放置禁止区域にはなっていると思うので、駅前の空間に再び放置自転車であふれるようなことがないように万全の対策を取っていただきたいのですがいかがでしょうか。

○小澤土木管理課長  大塚駅のアトレ前、短時間の停車、駐車が多々見られております。我々も日常的に放置自転車の確認等は絶えず行っております。その中で警告、場合によっては撤去ということもやらせていただいておりますけども、撤去するだけではなくて、地下には1,200台の駐輪場がございます。そういった駐輪場の利用をお願いするような案内周知をもう少し徹底して、駐輪場をぜひ御利用いただきたいということで努力してまいりたいと思います。

○根岸光洋委員  アトレの中には保育園もあります。保育園にお迎えに来た保護者の皆さんが子どもを乗せて、駐輪場に坂下がっていくのも大変だし、エレベーターも離れているので、いろいろ苦労があるとは思うんですが、そこが置けるとなると、やはり駅前のせっかく整備した空間が台なしになってしまうと思います。新しい方も多いと思いますので、区としても維持管理を含めて駅前広場の自由通路としての本来の目的が果たせるような整備について、引き続き御努力いただきますことをお願い申し上げまして、質問を終わります。