R 6年予特⑤ 文化商工・子ども・教育費 3月11日根岸議員③

紙おむつのサブスク事業

○根岸光洋委員  よろしくどうぞお願いいたします。次の質問で、また保育園なんですが、保育園の紙おむつを区が回収する。最近もよく自治体で、これからやりますというところ出てきますが、豊島区はもう既に2018年の4月から実施をしているということで、私も実はこのとき相談を近隣の方から受けました。医療関係にいらっしゃる方が保護者の方から聞いた声として、お迎えのときに、使用済みの紙おむつを持ちながらスーパーに買物に行かなきゃいけないなど、衛生的、また感染症の対策などとして、とても心配だという声を伺ったんですね。そのときの課長さんに実態調査をしてもらいましたら、幾つかの私立園は既に実施をされていましたが、区立保育については全園が保護者が紙おむつを持って帰るという実態が判明いたしました。なお、さらに厚生労働省によると、その基準としては、蓋のついたごみ箱なり、容器に紙おむつを入れなさいというふうになっていたところを一人一人持って帰るために、紙袋、ビニール袋に園児の名前を書いて、そこに使用済みの紙おむつを入れて、廊下につるしているという実態が分かりまして、これはいかんということで、早速紙おむつ用の収納の箱というか、そういったごみ箱を設置をしていただき、週3回区のほうで回収に行くということになったわけでございます。私ども、島村議員も同様な相談を当時受けていたということで、一生懸命要望させていただきました。この後、これによって、保護者の皆さんは紙おむつに一人一人子どものお名前を書いたりすることもなく、また、補充するということですね。それから、これは要るんですね、保育士さんが廊下に入れた、子どもの一々分けることなく、全部一遍に捨てられるということで、保護者にとっても買物に行くのに負担がない、帰りがけに負担がない。また、園にとっても保育士さんも負担がなくなったということで、大変喜ばれているということで、こちらとしてもよかったなと思っています。

さらに、昨年からは紙おむつのサブスクのモデル事業が始まりました。その後、本格導入となってございますけど、現在のこの紙おむつのサブスク事業の利用状況、また、保護者の声はいかがでしょうか。

○渡邉保育課長  区立保育園のほう、16園で令和5年6月から実施をいたしました。全部の園で実施をしております。最初に先行実施2園がありましたけれども、残りの14園についても一月ほど試行実施しましたが、その後、7月から全部の園で本格実施しております。この実施状況なんですけれども、利用の申込みは16園で全部で226名と、1園当たりの平均は14名というところでございますが、おむつ、ゼロから2歳のお子さんたちが使うことが多いので、ゼロから2歳のクラスに関してはおおむね3割から4割超える利用率となってございます。

○根岸光洋委員  ありがとうございます。

ちょっと保護者の声がなかったんですけど、多分喜んでいるとは思いますが、それで、今、1メーカー、テープでこうやるやつじゃなくて、パンツ型というんですか、それが入っているというおむつが入っているって聞いたんですけど、今の使用状況だともう少し増やしてもいいのかなという気もあるんですが、そこら辺の保護者の声はいかがですかね。

○渡邉保育課長  すみません、保護者の声について漏れていたんですが、利用としてはもう好評だといただいているところでございます。

おむつなんですけど、パンツ型と、あと普通の型と、一つの会社ですけれども、それは保護者の方の需要で選べるようになっていると認識でございます。

○根岸光洋委員  分かりました。そういう意味ではね、3割ぐらいの方、14名ぐらい、1園ということなんで、スペース的に、まだ余裕があるので、ほかのメーカーのものも入れられるんじゃないかということを追加でお願いをできないかなと思って、そういう声があるのかないのか含めて、ちょっとお答えいただけますか。

○渡邉保育課長  今回のにつきましては、1社についてのサービスでこのおむつというふうに決まっております。2社、3社となりますと、やはり保育士さんの負担も増えますし、いろいろとやり方もそれぞれの会社のサービスで違いますので、ちょっとそこはなかなか難しいかなというふうに考えております。