18H30年予算 環境清掃都市整備費自由質疑 ふま議員( 3月 8日)

公園健康遊具・便所清掃

○ふまミチ委員 では、私のほうから、公園整備について質問させていただきます。

本区には高齢者の方が歩いていける範囲に公園や児童遊園があり、気軽に利用できる環境にはなっております。昨年の第4回定例会の一般質問で、私のほうから健康遊具について質問させていただきましたけれども、公園に健康遊具が配置されていると、本当に御高齢者の方、また私たち中年も健康づくりの一助になるのかなと思っております。鉄棒一つあれば背筋を伸ばせますし、また、先日も地域の公園で御高齢者の方がベンチに座っておられました。目的地まで行く途中にやはり一休みしないといけないということで、そのベンチで座っておられましたけれども、ベンチ一つとっても、そのベンチが背筋を伸ばせるベンチというか、健康遊具になっているということも聞いております。今年度中にこの健康遊具の設置が決まっているところがあれば、まずお聞かせ願えますか。

○小堤公園緑地課長  今年度整備する中では、今、公園の整備をやっているのは、小鳥がさえずる公園でやっているんですけれども、そこには健康遊具は設置する予定は今のところありません。今までやった健康遊具に関しましては、昨年の4定のときに、ふま先生のほうから質問をいただきまして、18の公園と三つの児童遊園に現在、60基ほどの健康遊具を設置しているという状況でございます。

○ふまミチ委員  ということは、その小鳥のさえずる公園だけではなくて、ほかにも設置はないということでよろしいんですか、今年度に関しては、ということですね。課長としてはどうでしょうか、設置を今後していきたいとか、何か健康施策に対してどのようなお考えでございましょうか。

○小堤公園緑地課長  4定のときにも、ふま先生の一般質問と、今回、島村先生のほうからも、健康遊具に関しまして質問がございました。来年度、先ほどもちょっと触れさせてもらいました小規模公園プロジェクトというものを立ち上げまして、割と利用されてないような小さな公園についての検討をしていくという中で、健康遊具に関しましても、やはり地域の方の御意向、御要望というか、希望というのがあるように今のところ聞いてございます。その辺をヒアリングして、児童遊園という扱いなんですけれども、あえてそういったところに柔軟に対応していくということでは、健康遊具もあるのかなというふうに考えてございます。

○ふまミチ委員  わかりました。先ほど言いましたように、ベンチ一つにとっても、それが背筋を伸ばせる健康遊具になっているわけですので、公園にベンチを置くときにそういったものを設置していただくとか、そういったことをちょっと前向きに考えていただけたらなというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。

そして、その4定のときに、ホームページで、区内に健康遊具の位置、種類がわかる案内マップや体操の仕方を掲載していただきたいというふうに要望させていただいたところ、健康遊具の紹介をホームページに追加していただき、使用方法を表現したピクトグラムを現地に表示するという御答弁もいただきました。ここの進捗状況をお聞かせ願えればと思います。

○小堤公園緑地課長  先ほどちょっと数のほうを言わせていただきましたが、21カ所、公園でいうと18カ所、児童遊園でいうと3カ所でございます。遊具に関しましては60基ほどということで、私どものほうの調書のとおりでございますけれども、それをホームページ上に掲載するということで、今、作業を進めているんですけれども、とりあえず現地のほうに物がきちんと設置されているかどうかというのを今、調査している状況でございます。その調査が大体終わっているということを職員に聞いてございますので、今年度中にはホームページ上にも健康遊具の設置場所、設置されているものについての御案内をするように作業を進めてございます。

○ふまミチ委員  では、今、現地を調査していただいているということでございます。それで、ピクトグラム、その使用方法を現地に表示するということでございますが、ホームページには載せていただけないんでしょうか。

○小堤公園緑地課長  済みません、ちょっと説明が不十分だったと。掲載するというのは、ホームページ上に今年度中に掲載する予定でございます。

○ふまミチ委員  では、ホームページ上に、それを載せていただけるということですね。

あと、その現地にもということで、もちろん現地にもつけていただけるということですかね。

○小堤公園緑地課長  今、現地のほうはシールで貼っているところが多いんです、背を伸ばすようなシールであったり、腕を伸ばすというシールがあります。説明書きというふうなことは、今までも要望というのは一般の方からはなかった、そのシールを見ていただければ、どういう使い方をするのかというのは御理解していただけるのかなというふうに思ってございます。新しいものは大体ついているんですけれども、古いものについてはついていないところもあるというふうに報告を聞いてございますので、そういったところについては追加して、現地のほうに表示したいというふうに思ってございます。

○ふまミチ委員  わかりました。では、ぜひ早くやっていただけたらなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 

公園便所清掃

○ふまミチ委員  もう一点、先ほどからトイレの話がございました。それで、やはり維持管理がこれから大切なのかなというふうに思っておりまして、先ほども特別清掃というお話がございました。その特別清掃の仕方とか、特別清掃と一般清掃との違いだとか、ちょっとわかれば教えていただきたいと思います。

○小堤公園緑地課長  先ほどもちょっと特別清掃ということを説明させてもらいました。具体的に言うと、日常清掃は、住宅街だったら大体週に5回、多いところでは1日2回以上というところでの清掃を日常やってございます。それとまた別に、特別清掃という呼び方をしているんですけれども、今年度の9月に契約しまして、これまで作業してございます。対象としている公園を30公園にとりあえずしました。その30公園というのは割と新しい公園、または使用頻度の高いようなトイレというところで、30カ所のトイレについて特別清掃というのを入れています。

内容については、ふだんも当然便器のほう、洗ったり、床掃除までするんですけれども、ふだんできないような細かな管路に対して付着しているような尿石を取り除くだとか、それはちょっと特殊な薬品を使って溶かすとか、あと照明のほうの器具まできれいにするだとか、そういった床清掃なんかも機械を使ってブラッシングしてきれいにするというふうな、通常毎日やっている清掃ではできないような清掃を今年度から始めてございます。

成果については、現地もそうですけれども、写真で私どものほうで確認してございます。非常に汚れがどうしても付着しているようなところに、そこから言ってみると、においが出るわけですけれども、そういったものもきれいに取り除いているという状況でございます。

○ふまミチ委員  それで、一般清掃のところと特別清掃のところと、業者は違ったりとか一緒だったりとかありますか。

○小堤公園緑地課長  特別清掃に関しましても、指名競争入札ということでやってございます。私どもの仕様書、先ほど言ったような専門的な尿石を溶かす薬品を扱えるだとか、そういう仕様書で発注しました。おのずとそうすると、日常清掃でやっているようなビルを管理するような会社とかではなくて、やはり清掃の専門のところ、実際に具体的に言うと、今年度についてはアメニティリンクというトイレ清掃の専門の業者と契約をさせていただいて、先ほど言ったような業務を行っているという状況でございます。

○ふまミチ委員  わかりました。特別清掃のところは本当に専門的なところがやっていただいているということで、いいのかなと思っております。

それで、先ほど30カ所というふうに言われておりますが、この30カ所は今後のことなのでわからないと思うんですけれども、ふえていくとか減らしていくとか、何かそんなような考えはあるんでしょうか。

○小堤公園緑地課長  全体で130カ所ぐらいあるトイレの中の30カ所を対象にして、今、作業をしてございます。ふやすには当然、経費もかかるというところでございます。今年度の成果、効果、それを検証しながら、ふやすかどうかということを考えていきたいんですけれども、ただ、30カ所だけで、残りのところはやっていないんですけれども、実際に今回、先ほど言ったような専門の業者のほうに専門的な見方で作業をしてもらっているので、言ってみると、日常清掃でやり残した部分だとか、こういうふうなやり方をするといいよというアドバイスをいただいています。それを日常清掃でやっている業者のほうにも伝えながら、やれていないところについてもその効果を広げていきたいというふうに考えてございます。

 

○ふまミチ委員  本当に公園というのは地域のコミュニティの場でもあり、健康増進の場であったり、環境教育の場でもありまして、さまざまな顔を持っておりますので、その公園が本当に安心で安全でなくてはならないと思っております。ぜひとも、大小にかかわらず、公園が区民の皆様に愛されるよう、今後、公園づくり、維持管理をよろしくお願いいたします。