9時に能代市役所に伺い、齊藤滋宣能代市長と鈴木一眞副市長、須藤幸紀教育長と懇談させて頂きました。
能代市の風土と取り組みについてお話があり、豊島区との連携を更に深めていきたいとの力強いお言葉を頂きました。
能代市二ツ井庁舎に移動し、庄司副議長からご挨拶を頂き、教育委員会の野村学校教育課長、高橋参事から学力向上の取り組みと豊島区との教育連携について、ヒアリングを行いました。
児童や生徒数が減少する中、様々な手法で実態把握に務められ、教育長を始めたとする教育委員会の積極的な学校訪問と改善指導、適時性のある研修の充実が行われています。
特に平成14年から、県独自で学習状況調査を行われ、それが結果的には学力向上に繋がったとのお話でした。
教育委員会の説明後、二ツ井小学校を視察させて頂きました。
二ツ井小学校も、見事な秋田杉の木造校舎でした。教員と児童が一体となった中身の濃い授業に感嘆!積極的に意見を述べる児童の姿、人の意見を良く聞き同じ意見ならば「私もそう思います!」と皆が声をかけ合います。手を上げる時に肘が曲がってくると、先生から「その手はどこにむかっているのですか?」との指摘。子ども達が一斉に「未来!」と答え、思わず涙が出そうになりました。
県レベルで作られた秋田スタンダードが、教育現場に見事に活かされていると感動しました。
二ツ井小学校は、もともと7校を4校に統合しその後、平成22年にこの学校に統合されました。全校児童289名。教頭先生が1年から6年まで全ての授業を案内して下さり、見事な授業に感心しました。o(^o^)o
特に、黒板の使い方が印象的でした、今日の授業の大目的を上に大書きして、その他必要な中項目を下段に記載して、賛成、反対、相互の立場、主張を纏めてかいていく、非常にわかりやすい、板書活用に感心しました。