高橋議員
〇小・中学校移動教室・修学旅行
・移動教室や修学旅行は、子どもたちの成長に欠かせない貴重な教育機会である。誰もが安心して参加できる体制整備と、教育的意義を最大限に活かす工夫を望む。
・現在休止となっている4年生の移動教室については、教育的意義を踏まえ、再開に向けた検討と体制整備が求む。
根岸議員
〇スポーツの推進
・2025年スポーツ基本法の改正により、スポーツは「人と人をつなぐ社会的インフラ」として再定義された。豊島区においても、学校開放など地域スポーツの推進や多様な参加者への配慮を通じて、誰もが安心してスポーツに親しめる環境整備を求める。
・子どもの体力低下は、学校・家庭・地域が連携し、運動習慣の定着と遊び場の確保、生活習慣の改善に取り組みを求める
・スポーツ推進条例は、地域の実情に即した施策を進めるために、議員提案によって制定されるケースが多く見られる。健康づくりや地域共生、子どもの育成と一体的に位置づけることで、より実効性の高い施策展開が可能になる。スポーツを含めた包括的な条例の制定を提案する。
北岡議員
〇「豊島区DX推進計画」の最も重視する取り組みは
①「豊島区DX推進計画では、スマートフォンを活用した『ポッケット行政』『スマホ区役所』を重点施策とし、住民票や保育申請などの手続きをスマホで完結できる環境整備を進めている。誰もが使いやすい行政サービスの実現に向けた取り組み強化を求む。
②アシスとしまLINE公式アカウントは2025年3月末でサービス終了した。LINE活用には専用プラットフォーム構築に180万円の経費が予算化されていた経緯があり、こうした運用コストや利便性を踏まえ、他のアプリも区公式LINEへ集約し、情報発信と相談機能の一元化を提案する。
③各種アプリの運用を整理し、区民が情報にすぐアクセスできるよう、リニューアルされたLINEを情報のハブとして活用し、目的別に誘導する仕組みの構築を求む。
西山議員
〇子どもを性暴力から守る区の役割
①子どもを性暴力から守ることは、社会全体の最優先課題であり、未来への責任である。区立学校教員による性犯罪が疑われる事案が発生している。区として再発防止策の整備を望む。
②令和8年施行予定の『こども性暴力防止法』を踏まえ、基礎自治体として子どもの安全と尊厳を守る体制整備を求める。教育・保育現場を含む全施策で未然防止と信頼回復を図り、また「現場を支える伴走型の支援」として多様な現場に、確実に周知と支援が届く体制整備を望む。
③制度整備と併せて、現場職員の「気づき」と「判断力」を高めることが不可欠です。令和7年度から始まった性暴力防止研修は意義深く、今後は「気づいた後の連携」や「一人で抱え込まない仕組み」の整備が重要である。研修の成果を実践につなげるため、関係機関が顔の見える形で集う「連携会議」の設置を提案する。