防災・震災対策調査特別委員会調査案件
★避難所DXに向けた実証事業について
【目的】
避難所となる救援センターの受付は、発災時に時間のかかる事
務であり、救援センターに避難する区民の方を待たせることとなる
ほか、職員にとっても、発災時の多忙な中で、名簿作成の負担が
大きい。
こうした課題を解決する一手法として、救援センターの受付の
DX 化の実証事業に参加しその効果を検証した。
2.実施内容
避難所の受付事務を、事前にスマホアプリに登録し、スマートフ
ォンのQR コードで受付ける方法、マイナンバーカードで受付ける
方法と、通常の口頭と紙による受付と比較をした。
3.実施日及び参加者
10 月8 日 職員10 名
11 月9 日 防災士、町会役員、災害対策要員 23 名
4.実証事業
本実証実験は、文部科学省の中小企業イノベーション創出
推進事業(SBIRフェーズ3)防災分野で公募選定された株
式会社バカンが提案する実証事業に参加した。
★としまDOKIDOKI防災フェスの開催結果について
【目的】
防災知識を学べる場として、町会以外の区民や児童生徒と
その保護者等多くの方の参加を得ることにより、地域防災力
の裾野の拡大を図ることを目的として実施する。
2 開催日時
令和6年10 月14 日(月・祝)
10:00~16:00
3 開催場所
としまみどりの防災公園(IKE・SUNPARK)
4 参加者数
8,000 人(参考:令和4 年度4,500 人、令和元年度2,500 人)
5 内容
「としまスポーツまつり」(会場は豊島区立総合体育場)と
令和4年度から合同で開催することにより集客力の向上を図
っている。また、ブースを多く回ってもらうために、スタンプ
ラリーを実施し、防災備蓄の普及のために防災備蓄食料をプ
レゼントしている。