豊島区は、令和5年5月より、区立保育園において保護者負担の軽減等を目的として、ご家庭からおむつを持参することなく保育園が発注・保管するおむつを定額利用できるサービス「おむつのサブスク」を本格導入します。保護者は毎月、定額利用料を事業者に支払うことで、園内利用の紙おむつとおしりふきを、何枚でも利用することができます。
区立保育園では0~3歳ごろの園児1人あたり、1日1~10枚程度の紙おむつを使用するため、多くの保護者は登園する際、名前を書いた紙おむつを持参していただく必要があります。園側も園児ごとに管理しなければならないなど、双方の負担になっていました。
そこで、区は令和4年12月より2か月間、区内2か所の区立保育園で希望者を対象に、おむつのサブスクのモデル事業を実施しました。モデル事業終了後、サービスを利用した保護者や職員向けにアンケートを実施したところ、以下の結果となりました。
- 「導入する価値のあるサービスか」「保護者の利便性が向上するか」という問いに対し、保護者、職員ともに88.7%~96.8%の肯定的な回答
- 「職員の事務負担軽減につながると思うか」という問いに対し、半数以上の職員が肯定的な回答
以上の結果を受けて、区は保護者の利便性向上と保育現場の業務効率化のために、おむつのサブスクサービスの本格導入を決定しました。
導入時期
・モデル事業実施園:令和5年5月1日(月曜日)~
・モデル事業実施以外の園:令和5年6月1日(木曜日)~ (サービスに触れる機会を設けるため、1か月間利用料無料)