東京・葛飾区が保育園への補助金を誤って多く支給していた問題で、区長が再び方針を転換し、「全額返還を求める」考えであることがわかりました。 この問題は、葛飾区が私立の認可保育園に対し支給する補助金を総額およそ5億1000万円あまりを誤って多く支払っていたものです。 当初、「返還を求める」考えでしたが、その後、青木区長が人件費として支払った分については返還を求めない方針を示していました。区の関係者によりますと、返還を求めない場合、法律に抵触するおそれがあることがわかり、区長は「全額返還を求める」と再び方針を転換させる考えであることがわかりました。