2010/8/25 アートによるまちづくりプロジェクトを視察

No.887  2010/08/31(Tue) 12:53
8/25 アートによるまちづくりプロジェクトを視察
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視察2日目は、午前中、十和田市現代美術館を訪問し、高屋昌幸館長から説明を受けました。十和田市では、Arts Towada(アーツ・トワダ)と呼び、市民の誇りである「官庁街通り」を美術館と見立て、十和田市現代美術館を中心にアートによるまちづくりを計画。
当初、市民の理解は今一つだったが、年間の来館者が予想の4万5千人をはるかに超え、17万人に達し、商店街にも人が来るようになると一変。今回の記念展示「草間彌生・十和田でうたう」展では、120店舗中75店舗が協力。
実際、作者のシンボルである赤の水玉模様が各店舗に彩られていました。今後は、年間300万人と言われる十和田湖・奥入瀬渓流への旅行客を誘致出来るよう取り組んでいくとのことでした。

午後は、十和田市から上北郡おいらせ町に移動し、“アグリの里おいらせ”を視察しました。ここは、ハウス栽培による通年型の観光農園であり、農園全体が障害者の就労の場所となっています。最初に、ビュッフェスタイルのレストランで食事をしました。ここでも、障害者の方々が忙しく仕事をされており、社会福祉法人誠友会のサービス管理責任者である林悦子さんが案内をしてくれました。観光農園の苫米地義之理事長は、農園におけるこれまでの取り組みを語る中で、いくら良い商品を作っても来客者がこなければ成り立たないことを実感。特徴ある農園を追い求めると同時に障害者の就労の場も拡充していきたいと意欲を語っておられました。

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