No.891 2010/09/03(Fri) 13:30 |
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8/30 PHP政策セミナー・枠配分予算編成 |
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PHPの地方議員政策セミナー第5回目に木下議員、高橋議員、此島副議長が出席しました。
今回のテーマは、枠配分予算についてです。最初に南学先生から「財政規律と予算編成」についてお話がありました。今日の講師である、足立区の定野総務部長の実績を概括的に紹介。
共産党区長のリコール。再選挙で新しい区長の一番の政策の目玉を行財政改革をテーマにし包括予算制度に取組んだお話です。従来の査定方式からの脱却を目指し、各部局の責任で、人件費から事業費までを自己決定していく考え方です。
足立区定野総務部長さんのお話で、包括予算・枠配分制度の最大のポイントは職員の意識改革です。共産党区長がリコールされ、構造改革の目玉としてH14年度モデル実施、H15年度全部局で人件費も含めて投資的経費を除き一般会計の80%の枠配分を実施されました。
H15年4/5。小泉内閣の竹中平蔵氏が財政の構造改革の視察として足立区枠配分を視察一定野さんが40分の中で説明。足立区という地方にできて国にできない理由は、地方は毎年の歳入歳出を現金でやり、国は赤字を国債で埋めてごまかしている事。トップのリーダーシップの2点を説明されたそうです。小泉総理にリーダーシップがないと発言したのは定野さんだけでは・・?
更に包括予算編成の重要なポイントは「行政評価」をしっかり行うということです。豊島区でもモデル的に開始しましたが、中途半端な気がします。徹底して枠配分編成を主張しようと思います。 |