【視察2日目 ・宝塚市役所にてエイジフレンドリーシティ事業を視察】
WHOが世界的な高齢化と都市化に対応するため提唱したエイジフレンドリーシティ。国内2番目に実施している宝塚市の取り組みを視察しました。
エイジフレンドリーシティとは、都市のハードやシステムを高齢化に対応させる、高齢者が社会に参加し社会を支える側にまわるの2つの観点から、高齢者にやさしいまちづくりを推進しようとするものです。
同市では、お互いさまのまちづくり縁卓会議を開催し、居場所部会、健康・生きがい就労部会、広報情報部会の3部会に分かれて取り組みを実施・検証。
その中で、高齢者は何がしか社会の役に立ちたい、負担にならない程度に働きたい、と考えている方が多いことから人手が不足している老人ホームでの短時間就労につながったと伺いました。
宝塚市は2015年8月、WHOからエイジフレンドリーシティ・グローバルネットワークのメンバーとして秋田市に次いで全国で2番目に承認され、2017年3月「お互いさまがあふれるまち 宝塚」を基本理念とするエイジフレンドリーシティ宝塚行動計画を策定しています。
豊島区でも今年度より、日本一高齢者にやさしいまちを目指して、エイジフレンドリーシティの取り組みを開始することになっています。今回の視察は大変に参考になりました。
視察中話題となったケアローソンを見学。介護相談やいきいき百歳体操等も行われています。