豊島区議会決算委員会 5日目
文化商工費・子ども家庭費・教育費
公明党辻議員の発言要旨
① 教育費
・特別な支援を要する子どもに対する教育の充実について
・特別な支援を要する子どもに対する教育の充実について
全国的にみて特別な支援を要する児童・生徒は、年々増加傾向にある。
本区の状況と豊島区の知的固定学級の現状を確認。
公明党豊島区議団は、平成27年に自閉症・情緒障害特別支援学級の設置要望を行い
平成29年に南池袋小学校に区内初の「けやき学級」の設置が実現。
保護者から中学校への設置要望があり、会派として令和3年に区立中学校への自閉症・
情緒障害特別支援学級の設置の要望を提出し令和5年度に池袋中学校E組と池袋第一小学校かしわ学級が設置された。効果は。
今後増加傾向にある特別な支援を要する児童・生徒の教育保障する意味から、学級の増設
を求める。
特別支援学級の巡回指導については、令和5年度では、一部の特別支援教室で授業時間が
減少した。十分に授業が受けられる体制を要望。
・小1の壁
共働き家庭やひとり親家庭において、子どもより早く出社しなければならないという
保護者が増加している。仕事と子育ての両立が困難になる社会的問題の小1の壁について
教育委員会の所見は。区立小学校の開門時間は原則8時15分であるが、学校での対応は。
★公明党豊島区議団が9/19に「小1の壁対策として小学校での早朝預かり等に関する
要望書」を高際区長に提出し、区長からは「早期に実施できるよう進めてまいります」との答弁。早朝預かりと帰宅時の見送りについての検討状況を確認。
・「にしまるーむ」について
放課後対策として「にしまるーむ」を利用した生徒の声や保護者の意見と開設後の効果をうかがう。生徒が安心・安全に過ごせるために心がけていることや、現状の課題と今後の取り組みについて。
・不登校対策及び不登校傾向生徒の居場所における支援事業について
令和5年度の不登校児童・生徒数を確認。
令和6年度の不登校対策及び不登校傾向生徒の居場所における支援事業について。
不登校対策の効果と課題・今後の取り組みについて。
・日本語指導経費 日本語指導体制の令和5年度の実施状況と効果について。
新たな巡回型指導の実施状況と効果について確認。
今後も増加が見込まれる外国人児童・生徒へ体制への日本語指導体制の強化を要望
・豊島区内の日本語教室
豊島区内には、ボランティアによる日本語教室の教室数と参加可能な人数を確認。
参加費用など実施内容。
外国人転入者が増加している中、今後とも多くの需要が見込まれている。
一部の日本語教室では、待機されている方もいる。受け入れ枠の増加するなど
工夫が必要である。今後の取り組みについて確認。
・子ども若者総合相談事業について、令和5年度の相談実績とともに4年度からの推移を確認。相談から解決にいたった事例や特に多い相談内容。
・若者の相談窓口として「アシスとしま」7階に移転。相談窓口は、区民が通常立ち寄りやすい場所に設置してすることで、区民に認識いただくことが必要。