宮城県アンテナショップの後継店を検討 サンドウィッチマンが存続訴え、惜しむ声数百件
宮城県が2024年度中に閉店する方針の県アンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」(東京・東池袋)について、運営を担う県物産振興協会は20日、協会主導で後継店舗の開設を検討すると発表した。県産品の販売促進や県関係者の交流拠点として、首都圏に実店舗が必要と判断した。 【写真】宮城ふるさとプラザ 協会はアンテナショップが開店した2005年以来、店舗運営を受託。県が閉店方針を示した15日以降、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」がラジオ番組で存続を訴えたこともあり、利用者や取引業者から数百件の存続を求める声が寄せられ、後継店舗の可能性を探ることにしたという。 協会は20日公表した文書で「県の判断は残念としか言いようがない。開設から18年で延べ1260万人が来店し、積み上げられた信頼や期待には計り知れない価値がある」と訴えた。