午後四時からは、長岡震災アーカイブセンターにて公益社団法人中越防災安全推進機構事務局玉木局長のご案内で『新潟県中越地震と中越防災安全推進機構の取り組み』を動画とスライドで説明をうけ質疑しました。
近年の災害では、1995年阪神淡路大震災死者6,434名。2004年中越地震死者68名。2011年東日本大震災死者22,199名。2016年熊本地震死者267名。
災害=自然現象✖️社会……種類、大きさ、時間、場所、地方、都市で大きく変わってくる。住民も役所も、全て皆さんが初の体験であり、自助う、共助、公助のたえなる見直しが望まれます。
中越地震から震災復興を支えたものとして、1、運用型復興基金。2、NPO等中間支援組織が挙げられます。
すなわち行政と被災者と中間支援組織の3極構造の協働による復興を進めてきました。推進機構としては、復興ビジョンで重視された復興の伝承に取り組んできました。1995年阪神淡路大震災ー1999年台湾大地震ー2004年中越地震の連携のなかで、『山古志村から中越メモリアル回廊』として活動して、全国の被災地に発信する活躍をされています。
長岡震災アーカイブ「きおくみらい」、おじや震災ミュージアム「そなえ館」、川口きずな館、やまこし復興交流館「おらたる」。その他、妙見メモリアルパークをはじめ、木籠、震央各メモリアルで災害への備えー地域防災力センターで震災の経験を活かした防災強化の様々な仕掛けをしています。
最後に中越地震経験を全国へ!と東日本大震災支援物資郡山ビックパレット、熊本市内避難所へと広がっています。