17H29.12.01 子ども文教委員会-子ども権利推進委員・推進計画

豊島区議会子ども文教委員会、公明党は根岸議員と木下議長が委員です。
・子どもの権利委員会・子どもの権利推進計画策定について報告がり質疑。今定例会で権利条例に基づく権利委員会設置について総務委員会で審議され、11年前に子どもの権利条例が施行し同条例に明記されている権利委員会にて条例の検証を行うことになっていたが、保守政党の猛反発で委員会設置のがかなわなかった。総務委員会で保守系1期成から「11年もの間検証を行わないのは行政の怠慢」と指摘。木下議長から、子ども権利についての過去からの豊島区議会の議論の経緯、公明党の立場を改めて指摘しました。故水間和子議員が逝去したH18年第一回定例会での子ども権利条例についての議論で、保守系議員から「この条例は憲法違反!」と大反対のキャンペーンを張った議事録を紹介。驚くことに同条例の経費が計上しているH18年度予算案に反対する意見もでていた。
そもそも、子どもの権利条例に反対した保守系議員が権利委員会設置にも反対し、条例の検証作業が出来なかったのが真実。自分たちがやめろと言っておいて、「やってこなかったのは職員の怠慢!」とは何事か?( ゚Д゚)冗談も程々にしてもらいたい。
公明党は十数年前から子どもの権利条例について推進してきた。平成元年国連で子どもの権利の条約が調印、日本でもH5年に調印してから約25年経過。平成28年の児童福祉法改正時には、子どもの権利が明記され、審議した参議院でも付帯決議で子どもの権利擁護の決議がされている。子どもの権利は社会的な常識。
公明党としては区の子ども・教育員会などの関係者が保守政党の反対にかわらずしっかり取り組んでこられたことを大いに評価。特に児童相談所の都から区に移管にあたっては他区に先駆けて積極的な準備をしてきており、23区の子どもが虐待対策などの模範の取り組み。子どもの権利条例に基づいた施策の更なる充実を要望しました。
また、この条例に反対する保守系議員には、対案を議員提案で出して各会派に投げ掛けて貰いたいと主張しました。
・その他認可保育園の設置を今後は東側に厚く整備する方針や、園庭のない保育園児の遊び場確保を小学校に拡大する等説明を受けました質疑しました。

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