9月23日に関西国際空港を離陸したKLMオランダ航空868便から重さ約4.3kgの胴体のパネルが脱落し、大阪市内を走行中の車両に衝突し、当該車両が損傷するという事案が発生しました。
豊島区は、この事案に対し、要請文を国土交通省航空局長に送付しました。
要請文の内容は以下のとおりです。
国土交通省航空局長 蝦名 邦晴 様
要 請 文
去る9月23日午前10時57分ごろ、関西国際空港を離陸したKLMオランダ航空868便から重さ約4.3kgの胴体のパネルが脱落し、大阪市内を走行中の車両に衝突し、当該車両が損傷するという事案が発生しました。
羽田空港機能強化は2020年東京オリンピック・パラリンピック大会、その先の日本の成長を見据え、東京の国際競争力強化、急増する訪日外国人観光客受入のため、その必要性や重要性は理解しております。
しかしながら、羽田空港の機能強化は、区民の安全をないがしろにするものではあってはなりません。特に豊島区は、23区で唯一のWHOセーフコミュニティ認証都市として安全安心に対し区民に責任を持っており、今般の事案を看過することはできません。
下記の通り強く要請します。
記
1 本件事案の徹底的な原因究明
2 同じような事案が、羽田空港において起こらないよう再発防止策の徹底
3 これらに関する情報公開の徹底
平成29年9月26日
豊島区長 高野 之夫