H28.07.21 11自治体が集結!「防災サミットin那須烏山」を開催

集合写真(前列中央が高野之夫豊島区長)

栃木県那須烏山市にて、「防災サミットin那須烏山」が開催され、公明区議団から高橋防災震災委員長、西山副議長が出席しました。
このサミットは豊島区と防災協定を結んでいる自治体が集結し、災害時に備えて自治体間での連携を確認し、交流を図ることを目的としたもの。平成14年に第1回が開催され、昨年11月の本区での開催に次いで、今回で6回目を迎えます。本日は、本区を含む11自治体が参加し、豊島区危機管理監による基調報告や、自治体間連携についての意見交換が行われた。
防災サミットでは、まず今浦勇紀豊島区危機管理監より基調報告が行われました。テーマは「熊本地震の教訓」。高野之夫豊島区長とともに熊本を視察した様子を報告し、熊本地震の教訓から得られた、今後の自治体間協力の在り方と具体的な政策について提言しました。基調報告の後、各自治体の首長同士による意見交換が行われ、区長は、「今回の熊本の事例においても、自治体間の支援は、抽象的・包括的なものから、具体的・直接的なものになっている。今後は支援する場合も、される場合も、事前にスキルを磨き、計画的に『支援をする』又は計画的に『支援を受ける』ということが重要になってくる。これらの実現に向け、協議をしていきたい」と自治体間協力の具体化について意気込みを語りました。
その後、今後も連携関係を維持・強化していくことを確認する共同宣言を採択。共同宣言では自治体同士の防災交流や情報の共有を進めることや、災害時の相互支援受援体制を構築し、互いに発展することを目指すとしています。

《豊島区と防災協定を締結している15自治体》

山形県遊佐町、埼玉県秩父市(今回は欠席)、福島県猪苗代町、埼玉県三芳町、岩手県一関市、岐阜県関市(今回は欠席)、群馬県神流町(今回は欠席)、新潟県魚沼市、長野県箕輪町、茨城県常陸大宮市、栃木県那須烏山市、山形県村山市、秋田県能代市(今回は欠席)、愛媛県内子町、神奈川県湯河原町(今回は欠席)

7月22日には、東日本大震災では震度6弱の大きな地震があった那須烏山市内を視察。土砂災害警戒区域は市内に約400ヵ所ありますが、その1つで大規模な土砂災害が起こりました。家屋3棟が全壊し、2名が犠牲となられた土砂災害の現場を視察し、ご説明を頂きました。

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