2014.02.24 豊島区保護観察協会主催の研修会

区民センターで開催された豊島区保護観察協会主催の研修会に公明区議団から高橋副議長、島村幹事長、辻議員、木下議員が参加しました。

高野区長から、大雪で友好都市の秩父市にお見舞いの声をかけた事の報告と、今日の講演テーマ、女性解放の流れに関して、昨日男女協働参画宣言10年のイベントを実施したことのご報告がありました。更に、来年5月の新庁舎完成に向け万全の準備に取り組むお話しがありました。

研修会では、伊藤榮洪先生が「『山』をうごかしたのは・・・ ―未来を創るのはだれか(豊島区に関わる女性解放のながれ)」と題して講演が行われました。

西巣鴨2丁目にあった明治女学校は、わずか23年(明治18年~42年)の歴史で文化勲章の小説家野上弥生子を生み、新宿中村屋の創始者相馬黒光を育て、自由学園の羽仁もと子などを輩出。

それは、教育理念として「盆栽」ではなく、「枝を自由に伸ばした大樹の人間をつくる」という、おおらかな教育方針にあったのは疑いようがない。また、それが出来たのは、明治女学校がキリスト教の学校でありながら無教会派で教会や宣教師の援助を受けなかったことによるとのことでした。

講演会では、NHKの土曜ドラマ“足尾から来た女”でも有名な社会運動家福田英子の女性解放運動などについても紹介がありました。

伊藤先生の講演

伊藤先生の講演

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