2013.09.01 B型肝炎予防接種の全額助成開始

今月から豊島区医師会独自の事業で、B型肝炎ワクチンの全額助成が始まりました。
B型肝炎ウィルスは血液だけではなく、唾液や涙・汗にも含まれていて、保育所や学校等で集団感染事例も報告されています。
また、B型肝炎ウィルスは慢性化すると慢性肝炎や肝硬変、肝臓がんの発症へとつながり、特に乳幼児早期に感染すると慢性化する率が高くなり、その症状はほとんど無いため予防が重要となります。
豊島区医師会では独自で、以下の通りB型肝炎予防接種の全額助成を行います。

対象者:2か月から1歳未満の豊島区民(保険証と母子手帳が必要です)

助成内容:1人につき3回まで、全額助成します。(B型肝炎ワクチンは、4週間隔で2回、1回接種後24週前後に1回の合計3回接種します)

期間:平成25年9月1日~平成26年3月31日(平成25年4月1日から8月31日までの接種済みの分についても一部助成がありますので、接種された医療機関にご相談ください)

実施医療機関:区内の豊島区医師会指定医療機関(豊島区医師会ホームページをご参照ください)

接種方法:医療機関にご連絡の上、予約の有無等をご確認ください。実施医療機関にある接種前説明書をお読みいただき、ご承諾いただいた上で、豊島区医師会の予診票(実施医療機関にあります)にご記入の上、接種をお受けください。接種の際には、対象者確認のため、必ず保険証と母子手帳を持参ください。

現在、国でも定期接種化が検討されているB型肝炎ワクチンですが、豊島区としてもこの助成制度が持続できるよう取り組んで参ります。

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