No.874 2010/08/09(Mon) 10:32 |
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7/27 東京23区清掃工場に多量の水銀混入事件 |
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清掃・環境特別委員会で東京都内の複数の清掃工場に多量の水銀を含むごみが持ち込まれたとみられる事件の概要の説明がありました。
足立清掃工場など焼却炉が相次いで停止しています。健康被害はないとされていますが、東京二十三区内のごみ処理能力の一割がストップし、大きな問題になっています
東京二十三区清掃一部事務組合は、事業者が不正に有害ごみを排出した可能性があり、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、警視庁に刑事告発することも検討しています。
同組合によると、先月十一日、足立清掃工場(足立区)2号炉で排ガス中の水銀濃度が自主基準の一立方メートル当たり○・○五ミリグラムを超えたため、運転を停止。今月一日には板橋工場(板橋区)の一炉、八日には光が丘工場(練馬区)の二炉、十八日には千歳工場(世田谷区)の一炉でも基準値を超え、停止しました。このうち板橋工場(板橋区)の一炉は被害が少なく現在では通常稼働しています。豊島区の清掃工場は順調に稼働しており今回の被害とは無関係です。
警察など関係者で事件の究明を行っていますが、いまだに原因は特定されていません。 |