2006/12/17 公明党の「政務調査費の基本的考え方」を公明新聞で徹底

No.349  2006/12/18(Mon) 07:48
12/17公明党の「政務調査費の基本的考え方」を公明新聞で徹底
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12/17、公明党は「政務調査費の基本的考え方」を徹底しました。詳細な内容は以下の通りです。
《12/17付け公明新聞》
公明党は今後、14日の党中央幹事会で北側一雄幹事長が示した、地方議会の政務調査費のあり方に対する党としての基本原則である「政務調査費の基本的考え方について」を各議会で徹底し、政務調査費の使途の厳格化を進めていく。
これを確認し合った同日の中央幹事会では、太田昭宏代表が、「政務調査費の使途をめぐり、東京・目黒区議会で不適切支出が指摘され、わが党の議員6人が辞職した。目黒区民の皆さま、および、清潔な党として期待を寄せてくださっている国民、支持者の皆さまに、党を代表して心からお詫び申し上げます」と改めて陳謝した。

その上で、「使途基準に沿って厳格に取り扱っていくことを改めて全議員に徹底し、今後、こうした事態が起こらないよう全力を挙げてまいりたい」と述べた。

中央幹事会では、政務調査費の支出は使途基準を厳正に遵守することに加え、再発防止に向けた取り組みとして、(1)各議会で使途基準がより明確になるよう努める(2)各議会ごとに専門家による審査機関を設置し、収支報告の厳正なチェック、支出項目の相談体制を完備するよう努める――などを確認した。
中央幹事会で決定した「政務調査費の基本的考え方について」は次の通り。
◇ 政務調査費は、会派及び議員の調査活動を行うために公費より支出されているものであり、その使途は、いささかも住民に批判されるものであってはならない。近年、その使途に対する住民の関心が高まってきており、より厳正な管理、透明性が求められている。わが党として政務調査費のあり方を検討し、基本原則を定めた上、各議会で徹底してまいりたい。

1、政務調査費の支出に対する基本的姿勢
政務調査費の支出は、使途基準を厳正に遵守する。
2、政務調査費の使途基準
政務調査費は、会派や議員が行う調査研究活動に要した費用の実費への充当が原則。
(1)各議会では他の議会例などを参考にしながら、条例等でその使途基準がより明確となるよう努める。
(2)公明党会派内においては、自主的な使途基準を策定するよう努める。
3、適正支出を確保するための仕組み
(1)支出に当たっては、その都度、帳簿に記入し、領収書を添付し、収支報告書の作成に備える。
(2)各議会ごとに議長の諮問機関として、専門家による審査機関を設置し、収支報告の厳正なチェック、及び支出項目等の相談体制を完備するよう努める。

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