2005/11/23 文化都市宣言イベント③

No.126  2005/11/24(Thu) 15:41
11/23文化都市宣言イベント③
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講演の後、フルートを演奏される河合文化庁長官
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長橋都議と木下幹事長が河合長官と記念撮影
 特別講師として、河合隼雄文化庁長官の講演と長官自らのフルート演奏がありました。講演ではユングの分析心理学の大家として、精神医学の分野から経済と文化の関係について述べられ「文化と経済の両輪で日本を元気に」という文化庁長官就任当時のご自信の決意を披露されました。
例えば、高学歴の企業戦士が診察にきて「あなたは高学歴で会社にはなくてはならない方だから、頑張りなさい」と激励すると自殺してしまう。重要なのは専ら辛抱強く〝聞く〟姿勢に徹する事。帰り際に「5日後に又来てください」と言って次にきた時は又、ひたすら〝聞いてあげる〟。それを繰り返しているうちに患者さんの方で「今日は街路樹が綺麗に見えました」「それなら和歌でも作ったら?」、後日、新聞の短歌で入選し、患者自らが落ち着きを取り戻し、社会復帰を飾り、会社の同僚から「人間が大きくなられましたね」と言われる、という事例を引きながら、今まで日本はあまりにも経済のみを考え過ぎた、文化は人間の生き方そのものであり、文化を大切にし、広く民衆が文化に触れることが、車の両輪の如くこれから大切である。と話されました。
講演後、ご自身がフルートの演奏をしてくださり、参加者から大きな声援と拍手がありました。
終了後、河合長官、野村先生等来賓への御礼の懇親会があり、長橋都議、木下幹事長が長官とご挨拶しました。

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