R7年決算委員会⑥1~11補足質疑10/17

〈図書館行政〉

○高橋佳代子委員  よろしくお願いいたします。私は、図書館全般について伺いたいと思います。

まず、中央図書館を含め、地域館での蔵書、図書総数というんですかね、どのぐらいあるのか。また、23区でこの数がどのぐらいの位置にあるのかお聞かせください。

○宮下図書館課長  令和7年度の全豊島区の中での蔵書数は、総数が72万7,710冊となっておりまして、これ23区の順位で見ますと、ちょっと20位になってるんですが、ただ、これはちょうど上池袋図書館の除籍後の数字となっているので、今上池袋図書館は休館中でございますが、この影響があると考えられます。

○高橋佳代子委員  そうすると、上池袋を含めると、どのぐらいになりますか。

○宮下図書館課長  含めると、その前が、これは令和5年度の数字なんですが、82万3,645冊になっております。

○高橋佳代子委員  そうすると、20位から何位に上がるんですか。

○宮下図書館課長  そうしますと、17位に上がります。

○高橋佳代子委員  また、区民1人当たりの蔵書数というのも数字として出てるかというふうに思うんですけども、これについてもどのぐらいなのか、また、23区でどのぐらいの位置にあるのか含め、お答えください。

○宮下図書館課長  区民1人当たりに割り返しますと、令和7年度の数でいいますと、1人2.5冊ということになっております。これは順位的には18位でございます。

○高橋佳代子委員  低いんです、平均よりも。それで、かなり後ろから数えたほうが早いというようなところなんですけれども、図書館の改築等も行っておりますけども、蔵書は増やせる方向なのか、どうなのか、そこを確認したいと思います。

○宮下図書館課長  基本的には増やしていく方向で考えておりますし、努力もしておるのですが、何せキャパシティーが決まっているもので、限界がございますので、そこら辺はちょっといろいろ検討しながら、最大限努力はするというつもりです。

ただ、これ今後、新しい図書館像ということで、居場所づくりというのが大きな一つのポイントになってきますので、そことの兼ね合いも考えつつ、検討していきたいと思っております。

○高橋佳代子委員  まさにおっしゃるとおり、居場所というキーワードが区の中からも示されているということを考えると、蔵書、これ以上なかなか難しいと、同じ館数だと、私は難しいんだと思います。そうなると、本当に区民のサービス向上のためにカフェ入れたり、居場所としての機能をつくったりということを考えると、公共施設の計画の中で増やせるかどうかはちょっと検討する余地もあるのかなというふうに思っております。答えは求めませんので、一応問題提示だけさせていただきたいと思っております。

学校図書館、一方で見ますと、過去は学校図書館の図書購入費というのは23区で最低でありました。そのことを課題として私も決算予算で取り上げて、当時4倍から5倍ぐらいの予算つけていただいて、今もそれが存続をしているというふうに認識をしておりまして、23区でもかなり上位のほうであるというふうな数字でございますが、一方、図書標準もございまして、児童数とかクラスとか、それに対してどのぐらい図書が充実してるかということなんですが、昨日もクラスを増やさなきゃいけないような学校もあるという御答弁をいただいたところでありますが、この図書標準は達成しているのか、また今後の見込みについてもお聞かせください。

○鈴木学務課長  今おっしゃられた学校図書館の図書標準につきましては、令和6年度もですが、100%達成しているという状況でございまして、予算のほうもしっかりと確保しておりますので、この図書標準のほうも引き続き100%となるよう、今後も推移していくように努めてまいります。

○高橋佳代子委員  クラスが増えても大丈夫な体制でいくということですよね、というふうに認識しました。

教育委員会は教育ビジョンの中でも、学校図書館の学習情報センター化、これを一つの柱として掲げられております。まず、その意義についてお聞かせください。

○鈴木指導課長  学校図書館の学習情報センター化ということですけれども、学校図書館システムを有効活用し、児童生徒の知的好奇心を伸ばして、豊かな人間性、それから知力を育む読書活動を推進する、そのようなことを通してまた基礎学力の向上を図るということ、それから、児童生徒の自発的、主体的な学習活動を支援をする、情報の収集、選択、活用能力を育成する場となるということになっております。

○高橋佳代子委員  それだけの意義を込めて、柱の一つとして掲げられているということであると思います。

学校図書館司書、これが配置をされて久しいですが、現在調べてみると、区立小・中学校30校には配置はされている、原則として3週間に4日の配置というこの中途半端な数がすごいんですけど、しかし、週4日配置が2校、週2日が10校、週1日が18校、ここに差があるんですね。これについて、ちょっと詳細をお答えください。

○鈴木指導課長  例えば週4日の学校ですけれども、ここはモデル校として学習情報センターの活用ということで、校内での研究や先行的な実践等を示す場となっております。そのほか、学校の中が学習情報センターとして整備をされている学校等もございますので、若干配置の日数が異なるような状況になっております。

○高橋佳代子委員  もう結構これ何年もやってるので、以前もこの差はずっとあったんですね。伺うと、モデル校です。モデル校だけは手厚くされているということなんですが、このモデル校ってずっとモデル校なんですかね。それとも毎年2校ずつ、何か変えられてるのか、ちょっと差、その辺をお聞かせください。

○鈴木指導課長  具体的に近いとこのモデル校としては、令和4年、5年度が豊島区教育委員会研究開発指定校として清和小学校がモデル校となって、研究をしております。

○高橋佳代子委員  ちょっと教育委員会の皆さんもお替わりになったので、あまり強く申し上げるのは非常に申し訳ないですけど、実はずっと何回も取り上げてまいりまして、何回も拡充するというふうに、御答弁も検討しますですね、検討しますという御答弁もいただいてきました。兒玉部長からもさんざんもらいました。私ども公明党の予算要望でも毎年書かせていただいておりますが、一向にこれ拡充されていないというふうな認識でございます。なぜなのかなと。教育的効果が、この読書活動の大切さというのを教育委員会は御認識されていて、ましてや学習情報センターにするんだという、そこに図書館に司書がいるということの大切さというか、学習を進めるに当たっても、また子どもたちが行っても週に1日しかいないのと、複数日いてちゃんと図書館に手がしっかり入っていて、誰かがいて、本を貸したり、相談できたりみたいなところと、やはり全然違うというふうに思うんですけども、なぜこれ一向に拡充をされないのか、ちょっと皆さんが替わってて大変申し訳ないんですが、それはどこの点に課題があるのかお聞かせいただけますか。

○岡田教育部長  委員御指摘の点、非常に私も重く受け止めております。今般、司書の人数、増員等については監査委員、監査からも指摘を受けておりまして、今後はきちんとこの点も含めて、今度、図書館の文化商工部から教育委員会のほうに移管されたということもございますので、しっかり強化をしていきたいという思いは持ってございます。

これまでも教育委員会のほうでも様々検討を行い、進めてきたところですけども、なかなか実現に至らなかったという状況はございますので、そういうことを踏まえて、今後はしっかり学校への図書館の様々な位置づけ、教育的な効果なども含めて、しっかり対応していきたいというふうに思っております。