R6年決特別委員会 10月15日 清掃環境・都市整備費
IKEBUS-池袋副都心移動システム推進
○辻薫委員 どうぞよろしくお願いいたします。
午前中にも話題がありましたけども、私も都市整備費の池袋副都心移動システム推進事業について、停留所を中心に話をさせていただきます。
昨日は、としまスポーツまつりとともに、イケ・サンパークでは、としまDOKIDOKIフェスが盛大に行われました。2年ぶりの開催ということもあって、イケ・サンパーク内の停留所が移設されたということを知らなかった人もいたようです。
そこで、改めまして、移設されたこの時期とその理由についてお聞かせいただきたいと思います。
○河野交通政策担当課長 IKEBUSのイケ・サンパーク内のバス停についてでございますけども、こちら開業してからイケ・サンパークの中を通過するということで設けていたところですけども、東京国際大学が開学するというところで、かねてからイケ・サンパークのほう、にぎわいが大きかったところですけども、そういった学生さんが公園の中へさらに出てくるというようなところで、にぎわいが多くなってというところで、ガードマンも、誘導員もついてはいたところですけども、やはり飛び出しとか、そういったお声を以前からいただいていたというところもありまして、安全性の観点などから、イケ・サンパークの中からサンシャインの脇に変更したというところでございます。
時期でございますが、今年の2月にルートの変更と併せましてバス停の移設を行ったというところでございます。
○辻薫委員 国際大学の開設とともに安全性の確保ということで理由が分かったところでございますけども、移設先のサンシャイン歩道前ですけれども、歩道がすごく狭くて、乗降客らが待合しているときに通行する通りも非常に狭くなっちゃっているということで、この点につきましては、認識についてお聞かせいただきたいと思います。
○河野交通政策担当課長 こちら、御指摘のように、設置している場所というのがサンシャインのちょうど南側といいますか、イケ・サンパーク側のところで、歩道が一番狭くなっているところではございます。これ、歩道幅に配慮しまして、現在、通常のバス停とは異なる薄い形の、仮のバス停ではあるんですけども、そちらを設置しているというところでございまして、乗車いただいている方も私が見たところですと、お並びいただいているというところで、通行には何とか影響がないような形になっているのかな、というふうに認識しております。
○辻薫委員 今の答弁でもありましたけども、標識、この看板ですね、停留所の看板が非常に仮設に見えるような、ガードレールに取り付けたような感じで、これはいっときのものかという感じがしたんですけども、あれで常設なのか、それともほか、通常の看板が設置できないという理由とか、その点についてはいかがでしょうか。
○河野交通政策担当課長 御指摘のように、仮設のように見えないといいますか、デザインはちょっとしているところの薄い形のバス停ではございますけども、今後、現在、昨年移設してからというところではあるんですけども、正式なバス停というものを設計して、もう製作に入るところではあるんですけども、今設置しているのが道路の車道側のところのガードパイプの上に設置しているところなんですけども、今度はサンシャインの塀の上といいますか、地下からちょうど車両が出てくるところなんですけども、そこの塀のところに上からかぶせるような形で設置を今進めているところでございます。
○辻薫委員 分かりました。いずれにしてもちょっともう見えにくいとまた困りますのでね、その辺のところはしっかりやっていただきたいと思います。
また、池袋西口駅前のバス停についてなんですけれども、先日、ふくろ祭りが行われまして、ふくろ祭りの期間中はあそこが使えないということで、ただ、それも分からない、何でこうない、このときないのかなという方もいらっしゃって、この辺の周知についてはどのようにされているんでしょうか。
○河野交通政策担当課長 そういった分かりにくい方がいらっしゃったところは大変申し訳なく思っているんですけども、周知につきましては、IKEBUSの現地のバス停でありますとか、あるいはSNSで発信をさせていただいているところなんですけども、こちら、先日のふくろ祭り、よさこい祭り、先週ありましたけども、そういったところで、池袋警察のほうで、IKEBUSも含めまして、国際興業さんとか、そういった西口を発着するバスにつきまして、一度に集められまして、そこで当日の交通について御指示をいただいているところでございまして、先週末でいいますと、西口の中央のバス停を通過させていただいて、芸術劇場のところで発着をさせていただいたというところでございます。
○辻薫委員 通過したということですよね。ですから、その辺のことも私もホームページで見ていったら、なかなかたどり着かなくて時間がかかりました。ですから、この期間だけでもすぐに分かるようにしていただきたい、この点は重ねてお願いしたいと思います。
それで、ちょっと前の話なんですけども、私の友人からうれしい電話があったんですけども、それは、母親が車椅子で大変苦労しているらしいんですけども、この池袋の東口に行って出たところ、IKEBUSのバス停があって、IKEBUSがちょうど来ていたというところで、そこでちょっと眺めていたんですね。そうしたら、ドライバーさんが声をかけて、わざわざ降りて声をかけていただいて、乗ってみませんかというような声をかけていただいたって非常に喜んでいました。実際に、その車椅子ごと乗車して、母親はもちろんですけども、友人が喜んで、ふだんあまり電話来ないんですけども、喜んで、伝えてほしいと、区に。ということで、この場を借りてお伝えしましたけども、そんなことがございました。
こういった取組もIKEBUSではされているんでしょうか。
○河野交通政策担当課長 お褒めの言葉をいただいたというところで、大変ありがとうございます。我々としても大変うれしく思っております。
そうですね、乗務員のほうのそうした教育といいますかというところもIKEBUSのほう努めておりまして、例えばそうした乗車いただく方に対してそういったお声がけをするであるとか、あるいは聞かれた際の観光といいますか、お勧めスポット等、そういったところについても御案内できるような形で、親切に対応するように取り組んでおります。
○辻薫委員 先ほどもIKEBUSは単なる移動手段ではなくて、まちの魅力や価値を高める装置ということで、そういう表現の仕方をしていますけども、やはり保育園児を乗せたり、また、私この間やはり別の友人から、そのお姉さんの子の話聞いたんですけども、介護3だった方が、これも介護でしっかり取り組んできて改善されて、要支援2になった。それ、そうしたらようやくこのIKEBUSに乗れるようになりましたといって、そういうふうに言っていた方がいらっしゃったんですね。
ですから、やっぱりこのIKEBUSを見ている、このIKEBUSの運行のことというのは、そうした方、特にそういう困った方が希望としているんだなということで、改めて感じた次第でございます。
ぜひ引き続きこのIKEBUSについてはしっかり、いろんな見直しもありますけども、運行を続けていただきたいことを要望させていただきまして、この質問は終了させていただきます。