R6年決特別委員会 10月15日 清掃環境・都市整備費

公園等みどりの協定

○辻薫委員  次に、緑化推進事業経費、引き続き都市整備です。

みどりの協定、公園等みどりの協定についてですけれども、まず、この事業内容と、あと目的についてお聞かせください。

○片山公園緑地課長  事業の目的、概要でございますけれども、これは、豊島区のみどりの条例に基づいてございます。緑を保護して育成しようとする方の費用を一部助成できることとなっておりまして、地域住民で構成される5名以上の団体に組織してもらってございます。特に周辺の環境の向上とか、あとは年間を通じて活動していただいて、地域コミュニティの一助にしていただいているといったところでございます。

○辻薫委員  そうしますと、そのボランティア団体としては、今何団体ぐらい活動されているのでしょうか。

○片山公園緑地課長  令和5年度末で50団体ですね。昨年度から5団体増えたところでございます。

○辻薫委員  50団体ですね。すばらしい取組だと思います。

そこで、花や肥料、器材など、区が補助しているこの内容につきましてお聞かせいただきたいと思います。

○片山公園緑地課長  内容ということですけれども、50団体ございまして、主に花壇等で花などを植えていただいているところが多いです。特に団体名で花の名前をつけているところも多いところでございます。

毎月活動をされているところとか、季節ごとにされているところ、まちまちでございますけれども、助成金も上限の範囲がありますので、その範囲の中で支給をしているところでございます。特に花の植え替えとか水やり、あるいはビオトープなども区内の公園にはございますので、そういったところの管理などもやっていただいております。特に高齢者の方が福祉活動の一環ということでやっていただいているケースもありますし、あとは、若いところでいきますと、グリーン大通りは、豊島岡学園中学・高校の方々に、グリーン大通りの植栽帯に花を植えていただいていると、そんな活動もしていただいているところでございます。

○辻薫委員  今、補助金の話もございましたけども、今、物価高騰の折に、花や肥料、器材などのこの価格が上がって、活動に支障を来しているのでないかなと思っております。補助金も今度増額するなど、活動支援をしっかりしていただきたいと、これは要望ですけども、いかがでしょうか。

○片山公園緑地課長  委員御指摘のとおり、地域の団体からもその活動資金がいろいろな材料費の高騰だとかで困っているので上げてほしいという話はいただいているところでございます。予算に上限があるということと、あと、団体も増えてきておりまして、予算の取り合いというわけじゃないですけれども、皆さんに行き届くようにしているところでございます。花壇の平米数に応じて上限金額を設けてございますけれども、この辺のお支払いする金額の改定ですとか、予算を含めて、増額できるように今後努力してまいりたいと思います。

○辻薫委員  どうぞよろしくお願いいたします。緑被率の問題であるとか、先ほど課長おっしゃっていただきましたけど、ボランティア団体においては、地域のつながりが深まっていくとか、また、安全・安心のまちづくりができるとか、皆さんの交流の場になっているということで、非常に皆さん一生懸命やっていただいているところでございます。

区としてもさらなる支援をお願いして、この質問は終了させていただきます。