令和 5年決算環境清掃・都市整備費 高橋議員(10月16日)
④安心住まい提供・居住支援バンク
○高橋佳代子委員 またちょっと別に入りますけど、安心住まい提供事業でございます。以前から申し上げておりますけれども、借り上げされている居室が非常に区内偏在しているということが課題でありまして、様々難しい課題がきっとあるのではないかというふうに思いますが、2階などの空室はやはり更新時別の物件の1階を借り換えるとか、様々な方策を検討していただいて偏在の解消に努めていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
○河野住宅課長 安心住まいにつきましては、現在10月10日時点で160戸借り上げを行っているというところで、昨年度も少しずつですけども3戸借り上げを行っております。例えば南長崎地区の1階の物件であるとか、あと、要町ニーズがあるんですけども、こういったところの1階の物件を借りたりとか空白地帯で借りたりということもやってはいるところなんですけども、現時点でもちょっと空室になっていたりという点がございます。
そういった委員御指摘の2階の物件とか、そういった一棟丸々借り上げてるようなところで、2階の物件とかというのもあるんですけども、ずっと借り上げ期間がやはり長いというところで、現在の住宅の仕様といいますか広さとか、そういったところになかなかマッチしていないようなところもあって空室になっているのかなというふうに考えてます。
そういったところも我々借り換えのほうを行っていきたいというふうに考えてるんですけども、オーナーのほうとの、一部だけ返却されると、そこだけオーナーが今度管理会社を入れて自ら管理しなければいけないというようなことになるというようなところもあって、折衝が非常に難しい状況でございます。
なので、区のほうも突然そういった返却という話をするのではなくて、事前にちょっと計画を立てまして、更新今度はしますけど次の更新のときまでには返却のことについて話合いをしていきましょうとか、そういった計画を立ててやっていきたいというところと、空室の問題もございますので、ちょうど、先ほどの繰り返しになりますけども、住宅マスタープランの改定に合わせまして専門部会のほうでも今議論をちょうど始めたところでございますので、今後の在り方についても検討をさせていただきたいと考えております。
○高橋佳代子委員 よろしくお願いします。
あと、居住支援バンクの登録なんですが、あまり進んでないように見受けられるんですが、今後どのように運営されていくのか、また居住支援協議会の今後の在り方についてもお伺いしたいと思います。
○河野住宅課長 居住支援バンクでございますが、現在登録のほうがたしか8件ということになっているかと思います。以前もっと登録件数あったんですけども、昨年度ちょっとシステムを見直しまして、直接不動産協会から登録ができる仕様にして再度登録を始めてもらってるところで一旦数が減っているというところでございまして、現在不動産団体のほうと協定結びまして、協会のほうも精力的に登録のほうを進めていただいてるところでございます。
今後なんですけども、まだまだバンクの登録数というところが少ないというところでありますので、不動産団体のほうにも啓発させていただきまして、彼ら自身のほうでも、例えば豊島区は豊島区の不動産協会と協定結んでますが、彼ら独自に区を越えて、例えば板橋区の事業者が豊島区に物件をお持ちの場合も彼らのほうで登録の手続を進めていただいて実際もう登録のほう始まっておりますので、そういった区をまたいだ取組というのも行っていきたいというふうに考えておりますのと、登録の団体数も今12団体なんですけども、昨年度4団体増えてるところもございまして、さらにそういった連携を進めるとともに、地元のほうの不動産店にまだまだ居住支援協議会の存在を御存じいただけてないというようなそもそもの問題もあろうかと思いますので、そういったところもさらに我々のほう直接出向きまして、直接パンフレットとか御説明をさせていただいて、不動産店のほうに御相談に来られた住宅確保要配慮者の方が居住支援協議会につなげられるような取組というのももっと進めていきたいと考えております。