令和 4年予特 3月 2日 ②議会・政経・総務費 根岸議員

職員健康・メンタルヘルス

○根岸光洋委員  すみません。質問の中でございますけども、本当に日々、報道見ますと、ウクライナの侵略行為、ロシアの侵略行為がなかなか終わらず、多くの市民が犠牲になってることに大変心を痛めている一人であります。ここにいらっしゃる皆様全ての方がそう思ってることと思っております。昨日の総括質疑の中では、時間の都合で申し上げられませんでしたが、本当に戦争は悲惨であり、戦争は残酷であると、このように私ども党としても強く憤りを感じているところでございます。対話を通じての一日も早い即時の停戦を強く求めるとこであります。各区議会、議会でも声が上がっております。本区でもそうした抗議を上げるというふうにも伺ってございます。それについてもいち早く強い抗議を出していただくことに賛同する次第でございます。一言申し述べさせていただきました。

それでは、質問のほうに入らせていただきたいと思います。これ13分ですね。

職員の採用についてということで、決算のときも職員の環境整備というか福利厚生について種々お話をさせていただきまして、特にはコロナ禍の中で大変忙しい職員の皆さん、いろんな形で区民の対応、またコロナ対応で様々心身ともにかなり苦労されているなということを感じて、そのときはメンタルヘルスも含めて鍼灸を使ったそういう福利厚生したらどうですかということで、齊藤副区長からは検討しますということでお話をいただいてたんですが、その検討結果は特にあえて今日聞きませんが、職員の皆さんの本当に今後の健康、またいきいきと豊島区の職員になってよかったと思えるようなそういう活動をしていただきたいなと思っております。

初めに、令和4年4月の新規採用の職員の方ですが、116名とお聞きしてるんですが、かなり多くの方が採用されたと思いますが、こういう採用になった理由というか、また内訳についてお聞かせください。

○木山人事課長  そうですね、内訳といたしましては、事務が65名、保育士22名、保健師7名、福祉6名などございます。100名を超える採用というのはかなり久しぶりでございまして、大きな理由といたしましては、児童相談所の設置がございます。児相関係の採用が22名ということで大きなものを占めております。

○根岸光洋委員  すみません。今児童相談所の職員の確保ということで、来年の開設というふうに伺っていますけども、全体について、児童相談所自体の新規も含めそうですけど、採用とか確保というのは人員確保についてはいかがなっているんでしょうか。

○木山人事課長  そうですね、何年かかけて採用活動してまいりまして、おかげさまで開設に必要な数は確保をできております。ただ、一方で、人材確保と同時に人材育成も進めていかなくてはいけないということもございますので、今後も大きな課題であると考えております。

○根岸光洋委員  エッセンシャルワーカーとか特にこういうコロナ禍の中で、またこういう必要に迫られて設置していく様々な区の機関ということで、こういった公務の仕事が改めて見直されてる中でないかなというふうにも思っております。そうした児童相談所もはじめ、大変責任が重いそういった職業、職種として公務員が敬遠されたりとかそういうことも懸念されるんですけど、そういったことについてはいかが御見解をお持ちでしょうか。

○木山人事課長  児童相談所で働く福祉職ですとか、コロナ禍の中であえて行政の保健所を目指してくる受験してくれる人というのは、正直責任も重いせいかそんなに数は多くはございません。ただ、一方で、こういう中でも受験してくれる方々というのは、今の行政の困難な状況とかそういうところも分かっていてそれでも職業として選ぼうということで応募してくれてると思いますので、入区後も頑張ってもらえるのではないかと思って期待をしています。

○根岸光洋委員  またさらに災害、これからいつ起こるか分からない大きな大災害、または豪雨災害、近年ではですね、そういったものも起きてますし、テロとまではいかないにしても、そういった危険性の中で、本当に公務に携わる区の職員の皆さんの職責というかはかなり大きなものがあるんじゃないかと思ってます。こういう新規採用に当たって多くを応募してくださる学生さんにとっては、人気のあるそういった公務員というかなのかなとも思うんですが、最近の傾向としてはいかがでしょうか。

○木山人事課長  例えば大卒程度の試験である特別区の事務のⅠ類でございますけれども、平成23年度の最終倍率は8.1倍でございました。ここのところそれが減少傾向でございまして、令和2年度が4.7倍となっております。また、多くの自治体、本区も特別区も含めてですけれども、経験者採用も実施をしておりまして、公務員から公務員の転職というケースが一般的になりつつあります。このため、経験者採用が民間だけでもなくて、ほかの自治体とか国家公務員からの転職も増えている状況でございます。

○根岸光洋委員  そういう本当に多彩な人材の方、優秀な方も本区へ入庁されてるんだなということが今分かりましたけど、ちょっと質問の角度を変えて、例えば新卒者、今経験者というんですか、経験者採用もあるってことですが、大体平均年齢というと出せるんでしょうかね、どのぐらいの方が新たに入っていらっしゃるんでしょうか。

○木山人事課長  すみません、平均年齢はちょっと出しておらないところなんですけど、一般的に事務のⅠ類ですと大卒なので二十三、四とかその辺で入ってきます。経験者は今年齢制限が60未満まで受けられますので、かなり40代ぐらいの方が一番最高齢で入ってくる方もいろんな経験を積まれてそれで入ってくる方もいらっしゃいますので、昔に比べると大分バラエティーには富んでると思います。

○根岸光洋委員  本当に昔に比べたらね、バラエティーに富んでるということで、本当にそういうふうに思うことが時々ありますけども、経験豊富な社会経験を持った方もたくさんいらっしゃって頑張っていらっしゃるなと思います。

あともう一つ、ちょっと分かるかどうかあれです。多分、東京の大学の方とか東京の学校の方が採用試験受けるんでしょうから、東京に今住んでる方当然多いんでしょうけど、または地方からもいらっしゃる方も多いと思うんですよね。例えば地方だとどのぐらい遠くの方がいらっしゃっているのか、また豊島区からの、豊島区というか東京というか、この採用の中身というの、もし分かれば、何か特色分かれば教えてもらいたいんですが。

○木山人事課長  やはり特別区で豊島区でございますので、近隣のところは一番多いと思います。埼玉とかその辺も多いです。ただ、一方で、昨年もそうですけれども、地方の国立大学とかそういったところの出身の方とかもいらっしゃいますので、そういった意味でも大分いろんな多様な人が入ってきてるなという感じはしております。

○根岸光洋委員  分かりました。多くの方が豊島区を一番に選んで来る方が多いというふうに以前もお聞きしましたけど、これからも入庁されて、またさらに豊島区の魅力を、また区民のサービスの向上へぜひ努力していただきたいなと思います。その意味から、また冒頭に戻りますが、こういった方々がたくさんのメンタルヘルスとか、またいろんな苦労によって心身のそういったちょっとしたものがあることも可能性がありますのでね、またあえてさっき答えは聞かないと申し上げたんですが、福利厚生の一環でこういう鍼灸を使ったそういったちょっとしたポイントの体のケアなんかもやってもいいんじゃないかと思うんですが、全体では多分難しいという答えが出てきちゃうと思うので、例えば齊藤副区長が一番大変だと思うんですね、今、忙しい仕事の中でかなりたまっているところもあるし、相当ストレス解消がうまい方だと思うんですが、モデル的に例えば御自分でちょっと鍼灸を受けてみてよかったよとか悪かったよとか、今後ちょっと、じゃあ、やってみようかなみたいなことを言ってくださるといいなと思うんですが、いかがでしょうか。

○齊藤副区長  私のストレス解消といいますか、それはあまり長い間、物事を考え続けないみたいなところがありまして、終わったことはなるべく早く忘れるみたいなところはあると思いますけど、ただ、忘れる意味でやっぱり心だけではなくて体の状況をリフレッシュするためには、私は鍼灸というのは今までに去年は私3回ぐらい行ったことあるんですね。1回5,000円ぐらいでしたけど、非常にミラクルといいますか、西洋医学では考えられないような心のリフレッシュと安心感みたいなものを得ることができました。そういう意味で、鍼灸というのは人間の生きる力をよみがえらせてくれるような部分があるというふうには思っています。私としては非常に職員の皆さんにもお勧めはしたいと思うんですけど、それを区として取り入れるということを検討すると申し上げましたけれども、まだ答えは出ておりませんけれども、民間企業ではそういうことを取り入れてるという企業が増えてきてるということも聞いておりますので、引き続き検討させていただきたいと思っております。

○根岸光洋委員  あまりストレス解消としては長く考えないということで、多分私の質問を忘れてたのかなと思ったら、結構覚えていただいてたんで大変にありがたいなと思うんですが、ぜひそういったことも取り入れながら、優秀な人材の方が優秀なまま豊島区で力を発揮していただくことをお願いしてこの質問は終わりたいと思います。

もう一つすみません。昨日も総括質疑でありましたけど、人口の推移についてもありました。消滅可能性都市というものを指摘を受けた豊島区にとって、これ本当に豊島区がその中になぜ入ったのかってたくさんの区民の方が思われて、多く見ればほとんど地方、東北の都市が市町村と町村が多かったと思います。そこは本当に何ていうんですかね、数で言えば、数値で言えば豊島区もはるか上というか、かなり厳しい状態であって、それは改善されてない状態まだ続いているんじゃないかと思うんですね。そういう意味では豊島区はこの契機にいろんな形で女性の声、子育てしやすいまちナンバーワン、そういうのを取りながら様々な施策の中で展開をして今日、今日職員の皆さんもそうやって採用を豊島区を受けたいというような人も増えましたし、豊島区に転入したいと、豊島区で子育てしたい、豊島区で生活したいという方が本当増えてきたなということが喜ばしいことだと思いますが、実際、消滅可能性都市と言われて20から39歳の女性がどのように推移してるのか、現在の現状、または他区の状況などについて分かる範囲でお聞かせください。

○山野邊企画課長  ありがとうございます。若年女性、特に20歳から39歳の状況でございますが、令和4年の1月現在で4万5,865人でございまして、指摘された当時と比べますと345人ぐらいの増加になっているということでございます。他区に比べますと26年度からの増加率でございますが、23区の中で9番目に高い状態になっているということでございます。唯一消滅可能性都市に指摘した、されたということでございますが、その中ではしっかり9位という順番で増加を果たしているというふうに理解してるところでございます。

○根岸光洋委員  人数は横ばいということなので、それは、ある意味ではまあまあ消滅可能性都市と指摘の数値の中にはまだだから入ってるのかなということなのかもしれませんが、それ以降、これについて話題がございませんし、そういった発表もないんですが、豊島区としてはこういった数字に惑わされることなくというか、名実ともにというか、世界から、また日本から注目されるまちになったなということを住む一人として実感をしてるところであります。時間がなくなりましたが、こういった数値にとらわれることなくというか、出生率も減少してるとか、またはいろいろ外国人の方の数とか日本人の数とか流入したり、これはコロナによってかなり影響もあると思うんですが、こうした数とかにとらわれることなくやはり掲げてきた様々な子どもと女性にやさしいまちづくり、また高齢者を含め豊島区に住んで住み続けたいと言われていただく、そして安心・安全なまちづくりを進めてきたものであるというふうに思っておりますし、これからもこうした区政運営を力強く進めていただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。何かございましたら。

○高野区長  私も新しい方が採用されると必ずお会いしていろんな講演もやったりいたしますけど、本当に優秀な方が豊島区を目指してくれてるんだな、いろいろ聞きますけど、裏情報ですけど、何か23区でも豊島区を目指すというのが一番第一希望が一番多い。お聞きしますとほとんどの方が豊島区を目指してるということで、まさにおっしゃってるように、その期待に絶対応えていかなきゃいけない。ただそれで浮かれてるんじゃないけど、いいまちになったというような形だけじゃなくて、その人たちが本当に期待に応えるようなまちをつくることが豊島区の将来だと思っておりますので‥‥。