No.594 2008/09/09(Tue) 16:29 | |
9/4金沢21世紀美術館を視察 | |
9/4最終日は金沢21世紀美術館を視察しました。総務課課長代理さんより美術館の設立構想から、運営ポリシー、市民に受け入れられるまでの過程を伺いました。
同市は以前、金沢大学付属機関があり移転に伴って、近隣商店街が町の空洞化を懸念して、様々な検討の末、美術館構想が持ち上がりました。展示室は有料ですが、そのほかの美術・芸術品等は無料ゾーンに配置され、朝から夜10時まで自由に行き来できる市民の憩いの場になっています。 全面ガラス構造で、ほとんどがスケルトン(透明)の状態で、中に誰がいて何をしているかがすぐにわかってしまいます。これが見える美術館として受け入れられ、年間130万人もの方が来館されています。 また地域の商店街とタイアップ/タイインしていて、美術館の来場だけに固執せず、地域や市内小中学生に目を向けた、芸術発信の拠点とも言えるようです。とにかくこれら文字だけでは言い表せないもどかしさがありますが、素晴らしい美術館です。ぜひ機会がありましたら、皆様も足を運んでもらいたい必見の施設です。 |