24R6.11.11 副都心委員会-環状第5の1号線歩道橋。池袋駅東口駅前再編

豊島副都心開発調査特別委員会
1 環状第5の1号線歩道橋整備について
・地元要望、区要望を受け、東京都第四建設事務所は、令和4年度に歩道橋設置を決定した。
・池袋駅方面からの歩行者ネットワークの強化を具体化し、さらなる回遊性の向上と賑
わい創出を図るため南池袋二丁目C地区地区計画について、令和6年9月に都市計画を変更した。
・東京都、豊島区、南池袋二丁目C地区再開発組合は、歩道橋と南池袋二丁目C地区との接続、施工区分を確認した。

2 池袋駅東口駅前再編につい

池袋エリアでは、Hareza 池袋地区の整備やグリーン大通りを活用したリビングループの活動
などにより、歩行者優先のまちづくりが進んでいる。今後、都市計画道路環状第5の1号線の
開通をきっかけとして、池袋駅東口駅前の明治通りの交通量が減少することから、東口駅前の
再編整備を進め、駅からまちなかへ賑わいが広がる歩行者空間の拡大とネットワーク化を推進
していく。西口の駅前再開発と連携し、池袋駅の東口と西口を繋ぎシンボルロードから広がる
「ウォーカブルなまちづくり」を実現していく。
1.池袋駅東口駅前再編の推進 ~ クルドサック化の実現 ~
平成23年に事業認可された都市計画道路環状第5の1号線の整備により、千登世橋から
池袋六つ又陸橋までのバイパス機能が整うと、池袋駅東口駅前の明治通りに流入する車両の
交通量が1/2~1/3 に減少すると推測される。
さらに、迂回経路を整え誘導施策を講じることで、不要な通過交通車両を抑制し、駅前に
歩行者優先の駅前広場を創出すること(クルドサック化※)が可能となる。また、グリーン大
通りの広場化や明治通りの歩行者空間拡幅も合わせて、駅とまちとが一体となった広大な歩
行者優先の都市空間が創出される。

※クルドサックとは:フランス語で袋小路を意味する。道路の一端を行き止まりにした通路形式のことをいい、行き止まり部分をロータリー状にするなどして利用される。不必要な自動
車の侵入を抑制する目的などに用いられる。

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