豊島区は、令和6年2月5日(月曜)に、普段、車いすに乗らない方に、 実際に車いすに乗り、街中でゴミ拾いをすることで、沢山の気づきを届けるスポーツ「車いすスポGOMI」を初めて開催します。
車いすスポGOMIは、実際に街中で車いすに乗り、ゴミ拾いをすることで、街をきれいにしながら、車いすならではの視点や不自由さを体験し、バリアフリーへの理解を深めることができます。
区では、これまでも、ごみゼロデーやごみゼロウィークなど、地域と連携した清掃イベントを実施してきました。さらに地域の美化活動に興味や関心をもっていただく新しい取り組みができないかと考えていたところ、この車いすスポGOMIのことを知り、D-SHiP32(特定非営利法人ディーシップスミニ)代表理事の上原大祐氏をお招きし、今回豊島区で初めて開催することとなりました。上原氏はパラアイスホッケープレーヤー・バンク―バーパラリンピック銀メダリストで、自治体と連携しながらパラスポーツがより身近になる活動等を行っています。
当日は、車いすの基本的な乗り方とサポートの方法を学ぶ基本講習を実施後、豊島区役所周辺を4人1組(1チームに車いす1台)でゴミ拾いをしながら、まちのバリアフリーとバリアを探し、マップにチェックを入れたり、事前に課せられたいくつかのミッションを車いすでこなします。ごみの量、バリアフリーとそうでないところの発見数、車いすでこなすミッション数の総合得点で順位を決めます。また、豊島区の「まちキレイ推進大使」を務めるゴミ拾い侍さんにもご協力いただき、プレイ中にゴミ拾い侍さんに会えたチームは特別ポイントが進呈されるなど、イベントを盛り上げていただきます。終了後は、車いすスポGOMI中に発見した気づきや感想を共有し、それぞれの生活や仕事において意識することをフィードバックすることで、次のアクションへつなげます。
当日は、普段から自主的な環境美化活動をしていただいている、としまクリーンサポーターを中心にとした、5団体、約30名の方が参加予定です。
区の担当者は、「実際に車いすに乗って、ゴミ拾いをすることで、車いすの方の日常の不便さや、街のゴミの状況などを知ることができ、いつもの街が少し違ったものに感じられると思います。この車いすスポGOMIを通じて、街の美化やバリアフリーに対して、新たな気づきが得られ、普段の生活や仕事に生かしていただけたらいいなと思います。」と話します。
区内初開催!車いす体験をしながら、街のゴミ拾い 2月5日(月曜)、「車いすスポGOMI」を実施します|豊島区公式ホームページ (toshima.lg.jp)