豊島副都心開発調査特別委員会
1 南池袋二丁目C地区市街地再開発事業について
南池袋二丁目C地区は、JR池袋駅の南東約700mに位置し、東京メトロ有楽町線東池袋駅・副都心線雑司が谷駅、都電荒川線雑司ヶ谷駅に近接するとともに、隣接する都市計画道路環状5の1号線及び補助81号線が事業中であり、交通利便性の高い地区となっています。また、としまエコミューゼタウンなどの周辺地区における活発な開発動向により、今後さらなるまちづくりの進展が見込まれる地区です。
その一方で、当地区においては、狭あいな道路や、密集した戸建て住宅、低未利用地が存在するなど、市街地の更新が望まれる地区です。
これらを踏まえ、当地区では、池袋副都心に隣接した立地特性を活かし、サンシャインシティやライズシティ池袋、としまエコミューゼタウン等と連携した東池袋駅周辺の拠点となるよう、土地の高度利用を図るとともに、多様な用途による賑わいと安全で快適なまちの実現を目指すため、約1.7ヘクタールについて第一種市街地再開発事業を都市計画決定しました。
2 池袋副都心移動システムについて
事業の目的
3)運営体制
① 豊島区
② WILLER㈱
③ (一社)としまアートカルチャーまちづくり協議会
豊島区では、東アジア文化都市、オリンピック・パラリンピックを見据え、来街者や交通弱者にやさしく環境に配慮した電気バスによる新たな移動システム「IKEBUS」の「貸切運行」を令和元年11月1日から、「乗合運行」を11月27日から運行を開始しました。本システムは単なる移動手段ではなく、豊島区の魅力を引き上げる装置として整備しました。池袋駅周辺においては、4つの公園を基本とした回遊ルートを運行しています。また、他の地域においてもIKEBUSを活用したまちづくりを積極的に展開し、豊島区全体の価値を高めることを目的としています。