23R5.05.23 帯状疱疹ワクチンの接種費用を一部助成

50歳以上の区民の方を対象に、令和5年6月より帯状疱疹ワクチンの接種費用を一部助成します

豊島区は、令和5年6月(予定)より50歳以上の区民を対象に、区内指定医療機関にて接種する帯状疱疹ワクチン(2種類のうちいずれか1種)の接種費用を2分の1程度助成します。希望者は、専用電話または窓口で申請し、発行された予診票を指定医療機関に提出することで助成を受けられます。

帯状疱疹は80歳までに3人に1人がかかると言われており、強い痛みを伴うことが多く、症状の軽減にワクチンは効果的です。そのため、接種費用を助成することで、ワクチン接種に要する区民負担を軽減し、発症及び重症化を予防して区民の健康増進を図ることが狙いです。

区の担当者は、「現在、コロナ禍による心身のストレスから免疫力が低下して帯状疱疹を発症する人が増加しています。長引く強い痛みや、後遺症に悩むかたも多い疾病ですので、ワクチン接種により発症を予防することが大切です。」と話します。

帯状疱疹とは

水痘の治癒後に、体内の神経節に生涯にわたり潜伏感染していたウイルスが、免疫の低下により再活性化することで発症する皮膚疾患です。体の片側に水疱を伴う紅斑が帯状に拡がり、強い痛みを伴うことが多く、神経痛が長期にわたり続くことがあります。

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