22R4.11.03 北朝鮮がまた弾道ミサイル発射 

韓米訓練の延長に反発か
【ソウル聯合ニュース】
韓国軍合同参謀本部は3日、北朝鮮が同日午後に朝鮮半島東の東海に向けて未詳の弾道ミサイルを発射したと発表した。軍当局は射程や高度、速度などを分析している。北朝鮮は同日午前に計3発の弾道ミサイルを発射している。  発射は韓米が先月31日から実施している大規模な空軍合同訓練「ビジラント・ストーム」の期間延長を決めたことに対する反発とみられる。これに先立ち、北朝鮮の朴正天(パク・ジョンチョン)党書記(軍事担当)は同訓練の延長を非難する談話を発表した。談話発表の約1時間後に弾道ミサイルは発射された。  朴氏は同訓練の延長を「非常に危険で誤った選択」と非難した。そのうえで、米国と韓国の無責任な決定は両国合同の軍事行為が招いた現在の状況を統制不可能な局面に押しやっていると主張。「米国と南朝鮮(韓国)は自分たちが取り返しのつかない、とんでもない失敗を犯したことを思い知るだろう」と断じた。  韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮はこの日、午前7時40分ごろに平壌・順安付近から東海に向けて大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した。最高高度は約1920キロ、飛行距離は760キロ、最高速度はマッハ15(音速の15倍)だった。

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