池袋駅東口から練馬方面ぶち抜き! 道路整備計画案が発表 あと3年で整備
東京都第四建設事務所が2022年7月、都市計画道路「補助172号線(長崎)」ならびに「補助26号線(南長崎)の道路整備計画案を発表しました。
補助172号線は、池袋駅東口の明治通りから、線路をくぐる「びっくりガード」を経て、立教大学の裏手を抜け山手通りに至る区間(補助172号線の一部)は「西池袋通り」として2011(平成23)年に開通済み。今回発表されたのはその延伸部にあたります。
山手通りから西へ、西武池袋線 東長崎駅付近を経て、西武線の線路を越え千川通りに接続する箇所まで、道路を一部新設、一部拡幅します。整備延長は補助172号線が約1620m、補助26号線が約320m。全体の幅員は16mで、車道2車線の左右に自転車レーン、植樹帯、歩道という構成で整備されます。
この区間は、いわゆる木密地域(木造住宅密集地域)の防災性向上を図る「特性整備路線」に位置付けられており、当初は2021年度までの開通予定でしたが、今回、「2025年度の全線整備を目指す」とされています。
用地の取得率は2020年度末時点で補助172号線が約59%、補助26号線が約73%。今後は、「現道が無く、新たに道路を整備する区間」や「交差点付近」「鉄道交差付近」について優先的に工事着手し、連続して用地取得が完了した区間について、仮設歩道の整備を検討するということです。
池袋駅から西側の西武池袋線周辺は、道が細く、一方通行路も多いエリアです。この道路は末端で接続する既存の千川通りとともに、練馬駅方面へ抜ける好ルートになりそうです。