17H29.5.11 紫雲荘にマンガ家のタマゴ3人が入居

紫雲荘(豊島区南長崎3丁目)でマンガ家をめざす3人の入居式が、11日、赤塚不二夫の住居兼仕事部屋にもなった同202号室で関係者によって行なわれました。
紫雲荘はトキワ荘の隣にあったアパート。トキワ荘だけでは手狭になった赤塚不二夫が借りたアパートでもある。トキワ荘はすでに無く、現存する紫雲荘はその当時を偲ばせます。この紫雲荘を活用して、マンガ家をめざす若者を街ぐるみで応援しているのが「紫雲荘活用プロジェクト」。この度、3期生の引越しが済んだことから入居式が行なわれました。
入居したのは、立藤朋廣さん(23歳)、藤原絵人さん(21歳)、髙橋和希さん(27歳)の3人。
福岡県より引っ越してきた立藤さんは「引っ越してきて、地域のやさしさを知りました。私ができる恩返しは有名なマンガ家となってここをでること。3年間しっかりと頑張っていきたい」と改めて抱負を語りました。
入居式では、豊島区内に本社を構える(株)名村大成堂よりマンガ用の原稿用紙3,000枚とオリジナルトーン600枚も贈られました。
紫雲荘活用プロジェクトは、トキワ荘のあった街の地域文化の継承と発信に取り組む「としま南長崎トキワ荘協働プロジェクト協議会」の事業の一つ。最長3年間、月額家賃4万円のうち二分の一の2万円が補助されることになっています。

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